トイレットペーパーの大量流しこだわり 終息

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Nice!

トイレットペーパーの大量流しこだわり
の記事が6月23日。

一か月半か。

そもそもたいして用も足さないのに、一日に何度もトイレに行きます。
20回は行っています。帰ってきて、すぐまた行くのです。
せめてペーパーにはこだわらないでほしい。

あの後、まずはストックのロールの数を少なくして一個だけ
戸棚に入れました。
すべて隠してしまうと余計にこだわる可能性があったので。
それでも一気にちぎって流すので、トングと洗面器の出番は終わりません。

少ない巻きのトイレットペーパーが売っていないものかとふと思ったものの、
そんなものは見たことがない・・・

そこで、使い終わった芯にペーパーを巻いたものを
ホルダーとストックにおくことにしました。
ロールを使い切る感覚にこだわっているので、
少ない量でも使い切る感を味わえればいいのではないかと。

しょっちゅうトイレに駆け込むので、そのお手製のロールが何個も必要でした。

来る日も来る日も、ツヨの使い切った大量の芯に私がこっそりペーパーを巻く作業が続きます。

最初はうまく巻けなかったその作業も、日に日に早くなるもので、
これが早くなっても誰もほめてくれないなぁと思いつつ、
早いな、でも雑だな、ま、いいか、と心の中で独りごとを言っておりました。

そんな不細工なペーパーでもよしとして律儀に何個も使い切ってくれたツヨ。

いつの間にかちぎるこだわりがなくなり、使い切る感触のこだわりを思う存分
飽きるほど味わったように見えました。
そこで、恐る恐る、中ぐらいの巻のロールをホルダーにつけてみると、
使い切らないでトイレから出てくることができました!

そしてついに先週、大きいロールを普通に必要な分だけ使ってトイレから出てきました~。

(ちなみにこの間、コトも苦労しました。
入るたびにペーパーがないのですから・・・
ペーパー持参でトイレに行かないといけないわけで・・・)

(それと、途中私の注意が途切れ、娘が使った後に大きいロールをつけっぱなしにしてしまい、
トイレが池みたいになったことが2回ほどありました・・・)

ペーパーこだわりはいつか再燃するかもしれないけれど、なったらなったでその時また考えます。
こだわり行動の強い自閉症の人の中には、ペーパーにこだわる人が多いそうです。
トイレの度に一枚一枚切れているタイプのものを介助者が適量手渡すなどの対応もあるそうです。
トイレットペーパーの普及前によくあったタイプのもの。

刺激を少なくする。(この場合、少ない巻きのものを与える)
叱らない。飽きるまで待つ。
エスカレートさせない。
こちらがこだわりをおぜん立てしない。(親のほうに終わらせる気がなくなってしまう等)
終息の時を見逃さない。(自閉症児だって飽きることもある)

首尾よく終息したから偉そうに言えるわけですがね。

ふう・・・

応援してくれて ありがとう