自閉症児がなかなか通過することができない、「心の理論」の問題。その中で代表的な「サリーとアンの問題」をオトに質問してみました。詳しくはリンクを載せておきます→(サリーとアンの問題)〔サリーとアン課題〕サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいる。サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行く。サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移す。サリーが部屋に戻ってくる。上記の場面を被験者に示し、「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すか?」と被験者に質問する。 正解は「かごの中」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「箱」と答える。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以前にも一度、オトにこの問題を出した事があります。5年前だったので、5歳の時ですね。丁度オトが年長さんだった時です。その時の答えは。。オト「箱、箱!」と自信たっぷりに答えておりましたあれから5年…オト、10歳になりました。この問題に対する記憶もなくなっているでしょうし、もう一度チャレンジしてみました。一通り、問題文を聞いた10歳のオトは、即答でオト「自分のかごっしょ(・_・)」おおおおおおおお(ノ゚ρ゚)ノ(ノ゚ρ゚)ノ(ノ゚ρ゚)ノ←ニコ10歳にして、ようやく相手の立場に立って物事を把握する力、想像力が身について来たオトくんです(`・ω・´)vニコ「オト、小さい頃にこの問題出した時、箱!って答えてたんだよ」オト「えーなんでだ?」と不思議そうにしておりました。。ちなみに、この問題。健常な人だと「なんで間違えるの??これを??」って不思議なのでしょうが、高学歴の大人でも自閉の度合いが高いと、あっさり「箱」と答えるそうですよ。オトさん、ちゃんと成長してるね^^なんだかちょっとホッとしたニコであります(*^-゚)v