Eさんへ

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Nice!

ブログを通して、知人の娘さんが亡くなったことを知りました。重い障害とともに生まれて、14年と8か月。命の限り、生きられた。

ネットで知り合い、まだお会いしたことはないお母様のことを、わたしは、強い人だと尊敬していました。
そのかたが、悲嘆にくれて、死をうけとめきれない。誰にも会いたくない、話したくないと書かれています。
「強い」ようにみえたのは、わが子が力をくれていたからだったのかも…
そう、わが身を振り返りながら、思いました。

子を守るため、無限のエネルギーがわきだす無敵状態。時には疲れる時もある。そのうち、鎧が身体の一部になったかのようにもなります。「別に頑張っていない。ふつうのことをしているだけ」と答えるでしょう。

でも、
わが子がいなくなって、
残された親は、
いったい、なんだったんだ。
これまでの頑張りや無理は。
この子が生き延びるため。
そのために、何もかもやってきたのに。
なぜ?

他人が、声をかけることも、はばかれるような悲嘆にくれた姿を知って。
やっぱり、わたしは、どうしていいかわからず、直接声はかけられないのだけれど。

今、あなたの娘さんが、LIFEを生き抜き、頑張ったことを、わたしは知っていて。
あなたの悲しみ、怒りに、遠くからだけどシンクロして喪に服していると、ここに書いておきます。