死の遠征(ロード)

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Nice!
2009年夏のぼくうみ初ロードショーから丸5年経ちました。
もう講演の申込みもないだろうなあと思い、実際全然なかったのですが、春先に一件だけ連絡がありました。「秋頃に美瑛でお願いできますか?」と。

美瑛! 北海道!!

南は沖縄から北は青森まで。ニューヨークにまで呼んで貰えたのに、なぜか津軽海峡だけは渡らせて貰えず。。。
ただ、私にとって秋は体調不良の季節。ドタキャンは申し訳ない。なので、夏場にお願いしました。
にもかかわらず、8/29~9/1の北海道への3泊4日は最悪の旅となってしまいました。

直前の数日、東京はそれまでの35℃からいきなり20℃近くに気温が下がり、夏バテ気味の体に気温差が直撃。7月に倒れていたのだから8月は大丈夫だろうという予想は裏切られ、極度の体調不良状態に。
出発直前まで悩みました。ドタキャンさせて貰うかどうか。。。
でも、3ヶ月も前から飛行機チケット取ってしまってるし、向こうでのレンタカーも予約してしまっているし。。。

今までのパターンからして出発してしまえばなんとかなると信じ、無理して頑張って家を出たものの、ダメでした。
羽田までに2回も電車を降りて休息をとるという絶不調。

なんとか旭川まで飛べたものの、その後に待っているレンタカー運転。美瑛の前日に名寄での上映会も決まったため、自分の運転で80kmの移動の恐怖。
車を動かしてみて愕然としました。とてもじゃないけど運転できるような体調じゃない!!
頭はボワ~ッ。目眩でクラクラ。飲酒運転してもここまでひどくはならないだろう、と思うほどの劣悪な体調。
でも、なんとかして移動せにゃならぬ。エアコンを最強にして冷風を顔に吹きかけ、コンビニがあるたびに休憩を繰り返し、思考停止状態と格闘しつつ、ナビだけを頼りに名寄のホテルに到着。部屋に転がり込んで安定剤飲んだ途端、意識が飛びました。

せっかくの懇親会はドタキャン。翌日の名寄上映会では喋る時以外は横になっている状態。名寄社協の小笠原さん、本当にご迷惑をおかけしました。m(__)m

その後のレンタカー移動なんて絶対無理。で、美瑛から翌日の上映会を企画して頂いた青田さんにいらして頂き、運転をお願いする始末。
美瑛のペンションに到着した途端、またバッタリ。。。

美瑛でも懇親会はキャンセル。翌日の上映会直前はもっと最悪。腫れ上がったような感覚の頭はもう限界。思考も混乱。考えることはただひとつ。このまま東京には帰れないのではないか。。。
それでも看護師さん二人が対応してくれて、なんとか講演を乗り切りました。

帰りの日、おそるおそる車を運転してみると、なんとか講演だけはクリア出来たという安堵感からなのか、自律神経もどうやら大丈夫みたい。
で、ちょっとだけ美瑛散策。

青田さんが代表を務める社会福祉法人ゴーシュの櫓「アトリエ・トムテ」にも立ち寄らせて頂き、陶芸の品物をお土産に買わせて貰いました。

ほんと、青田さんには迷惑かけっぱなしでした。m(__)m
なので、また遊びに行きます。(^^;