不潔恐怖。

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Nice!

強迫性障害で、確認強迫の次に症状が重いのは「不潔恐怖」です。不潔恐怖とは、いわゆる潔癖症のような症状ですが、少し違いがあるようです。潔癖症は、視覚や嗅覚などの五感の範囲で汚れているかどうかを判断するのに対し、強迫性障害の不潔恐怖は、五感だけでなく想像で「汚れているかもしれない」と気になってしまうのです。私がよく気になるのは、食器がちゃんと洗えてるか・・・、手がちゃんと洗えているか・・・など・・・。見た目がいくら綺麗でも、気になって、何度も洗ってしまいます。これも確認強迫の時と同じで、洗う回数を少しずつ減らすという方法を試しています。この方法で、食器を洗う回数はかなり減らせたと思います。でも手の汚れに関しては、自分の手を洗う回数は減らせたけど、自分以外の人の手の汚れがすごく気になってしまいます。家族には、「もっとちゃんと洗って」「もう一回洗って」と、要求したり、「本当にちゃんと洗った?」としつこく言ってしまいます。こういうのを「巻き込み」と言って、これはよくないんだそうです。巻き込みをしていると、強迫症状がますます悪化するらしいです。なのでまずは「巻き込み」をやめる(我慢する)ことから始めなければなりません。