認知症の母を病院へ

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Nice!

認知症グループホームにいる母(要介護5)の右足が動かなくなったと
ホームから先週連絡が入りました。
付け根からダランとして、立ち上がろうとすると体がクルッと回って転倒してしまいます。
脳梗塞が怖いので脳神経外科専門の病院へ。

じっとしていられないのでMRIは無理。
CTを撮ってもらいました。
脳梗塞ではないけれど脳出血していました。

高齢になると脳出血も稀ではないとのこと。
もちろん入院も点滴も無理。
環境を変えないで安静にして様子をみてください
と、またグループホームに連れて帰りました。

もう何があってもこちらが大騒ぎする母の年齢でも状況でもないので
一日一日が痛くなくつらくなく安心して過ごしていかれることだけです。
ホームではとてもよく看てくれていて頭が下がるばかり。
認知症の症状がかなり進んでいる上に
足がマヒしていても急にスタスタ歩こうとする元気なおばあちゃん、
ってどれだけ危なっかしいか。

病院で車から車いすに移すのに、素人の私一人では全く非力で、
助けを呼ぶと力のありそうな看護師さんが抱えて降ろしてくれました。
診察・検査・結果待ち・診察・会計と一時間半くらいかかったかな・・・
その間、ジャスト10秒ごとに立ち上がろうとするので
私がずっと母のトレーナーの背中を握りしめて
気がまぎれるようにと他の患者さんの迷惑にならないように
待合室の端っこを車いすで往復していました。

昔は看護師をしていて、あんなに働き者だったのにね・・・

みんないつかそれぞれの形で年をとっていくんだよなぁ・・・

ホームに連れて帰ると食事をして
グーグーといびきをかいて気持ちよさそうにお昼寝しているのを見て
赤ちゃんに戻っちゃったね、でもそれも一つの形だな・・・と思いました。

さ、ツヨのお迎えだ。と、また高速を飛ばしてレッツゴー。
私だっていつかくるゴールに向かって止まれない道を走っているんだろう。
なんて思いながら。

明日は再検査の日。
ツヨを送ったら、また母のところへレッツゴー!

(読み返すとほとんどエッセーですね。何年もよく書いてるなぁ、と少し自分を褒める)

いつも応援ありがとうです~