うーーーん。渡には、難しい。頭を抱えて「難しすぎる」と悩む息子。
私も母としては、少し助けてあげたい。よし、文章題、助けます!と思い、渡に声をかけ。
渡、文章題、一緒にやろう!
と提案してみた。けど、なんだか、ちょっと困惑した感じ。すぐに、すっとなにかを握りしめたまま、私の問題を解いて行く紙をじっと見ている。けど、なんだか、構えてる。
出来ないって思ってるんだろうなーっていう雰囲気がある。
へっ!私は、式は立てれるのさ。ふふん!
と思う。母親の威厳が戻るわぁ..と、ちょっと嬉しい私。
式がたったところで、どんどんと身を前にする渡。前にのめって来て、さらに構えてる。なんなんだろう?と思ったのだけど、どんどん計算をしてくと突然
"No!"
と言われて、さっき握りしめたものを私が書いている紙に押し付けてくる。みると消しゴム。
そうでした...。複雑な式を説明しながら解くと必ず間違う私。彼はその計算間違いが信じられないし、苦手な模様。渡は計算は、マッハのように早くほとんど間違わないので、私の計算間違いがどうも嫌な模様。Tシャツの背中についたラベルが痛い時の感じのようにいやがっている。がっくり。余り役に立たない母。
しゅん。
香穂のほうは、写真のクラスでもいろいろあったみたいです。ストーリー立てにして、写真を取る構図を絵コンテにして持ってこいというのがあったそう。これも先日と同じで、受け付けられれば、学年末の課題が決まる。
今日は、ストーリーを立てて、先生に説明して、学年末テストにそれを使えるか?を先生に審査してもらったらしい。先生、ストーリーに感動して、興奮しながら
ねぇ、これってドラマなの?
香穂、困る。
あの..これ..先生が出した学年末試験ですが..。
先生も気がついたらしく、
あっ、そうだよねー。
と。先生、飛ばし過ぎ。各自それぞれの試練の米大学の学年末の風景です。