[シリコンバレーでの私たちの暮らし]会社のカーペットクリーンで問題発生!!と大阪のおばちゃん

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Nice!
会社のカーペットが汚れて来た&アレルギーのくしゃみが止まらないので、カーペットクリーンをして綺麗にすることにしました。どうも私はこの夏のシーズンは、なにかの花粉に反応するようです。大家さんがいつもクリーンしてくれるのとは別に、アレルギーがでてくるシーズンには、自分でアレルゲンを押さえる成分の入ったカーペットクリーナーを借りて来て、カーペットを綺麗にします。
いつもは、私が機材を借りて来てやるのですが、今回は頸椎椎間板ヘルニアで重いものも持てないので、どうしようか?と考えていたら、丁度Amazon Localで専門業者が安くでカーペットを綺麗にしてくれるというのが出ていたので、購入することに。背中も痛いし、ラクチンでいいかなーとちょっと嬉しい気分。
購入後、プリントアウトして業者に手渡すようにと書かれているので、きちんとプリントアウトしておきました。
さてカーペットのクリーンを予約した今朝。予約した時間に、お兄ちゃんが来てくれました。これで今回は自分でしなくていい訳です。兄ちゃんはクーポンを見せてというので、見せたら、ここにふくまれてないけど、○○ドル足して、
Deep cleanにしたら、このスポットも消えるとか勧められたのですが、
「それは次回。」
と思い、ことわりました。兄ちゃんは、水のあるところを見せてくれる?というので、会社の洗面所を見せると、
「これは、水の蛇口が合わない。近くで水をくんでもどってくる。」
といい出て行きました。
けど、ちょっと待っても戻ってこない。
しばらくして
「あぁ!やられた!!」
と気がつきました。
先にプリントアウトのクーポンを見せて、手渡してしまっている私。それを持って行った訳ですから、業者は、そのコードをAmazonのアカウントに入力すれば、掃除が終わったことになります。
すぐにアカウントを見てももう後の祭り。しっかり業者にクーポンコードは入力されて、クーポンは使ったことになっています。
あぁぁ..
いつもの私で自宅内の事だったら、自宅に知らない人が入ることは、非常に怖いので、近所の人とか渡のお母さん同士のネットワークなどで、
「どういうところ使ってる?」
とさんざん評判を聞いて、その会社やサイトもガンガン調べてから、頼むのに。今回は会社のことで個人の家ではないので知らない人が入るということにも家ほど敏感じゃなかったという気のゆるみと、自分がしんどいから楽しようという気持ちが働いて、Yelpの評判とそのカーペットクリーンのサイトだけみて決めてしまった。やっぱりどこかをはしょったり、楽をしようとすると駄目な訳で。
Amazonの規約を読むと、トラブルがあった場合は、お店に交渉するように。Amazonでは関係ありません。とか書かれています。これは大変。払ったお金は会社のお金だし。自分のお金のように泣き寝入りはできないので、とにかく、出来ることはしようと。
怒りながら電話すると、うちに来た人とは違う人が電話にでたので、私は、
「お宅の従業員が水を汲みに行くといったまま、なんの連絡もなく居なくなって戻ってこない。」と伝えました。すると相手はすでに知っているようで、
「あなたの会社は、水の場所がよくないので、カーペットクリーンはできません。クーポンは、うちの会社からそちらの会社までのTrip feeとして使いました。」
と言われました。ありえん。会社ぐるみでやってるわけだ。キレる私。さんざん文句を言ったけど、ここでいくらがんばっても、そういう価値観の人たちが集まって悪いことをしている訳ですから、お金が返ってくることもありえない。娘には、すごく冷静に、

残念だったねー。Yelpの評判も、アカウント作って書けばできるし。彼等は自分たちの評判は、友達にお願いしたら書いてもらえるんじゃないの?

と言われた。そうか!そういうことか!!そういうことを考えたことがないので、まったく思いつかなかった私。
すぐにAmazonにメールです。こんな会社がAmazon Localのリストにあれば、他の人もだまされてしまう。せめて他への被害を最小にせねば。
あわてて今日あったことを書いてAmazonに送ってみた。まるで私の身の上に起こったことをAmazonは見ていたの?と思うくらい、速攻で返事が帰って来て、

今回の件は本当にもうしわけありません。あなたからのこのフィードバックは私達にとっては非常に重要なものです。教えてくれてありがとう。
購入代金はすぐに返却致します。

というメールが到着。こういう細かい対応をしてAmazonは、これらのサービスの質をあげていく訳ですね。
私からのFeedbackはすでにカスタマーサービスのほうにまわしたとのこと。
とりあえず、ほっ。けど、なんだか、怒りがわいてカーペット屋に文句をいいながらも、実は私は、小さい頃によく見た、

髪の毛をちりちりパーマにしながら、お店の人にがんがん文句を言っている大阪のオバちゃん

を思い出していました。
やっぱカリフォルニアに何年住んでも脈々と受け継がれた大阪のおばちゃんの血は洗い流せないのね…。だけど大阪は、このおばちゃんたちが自分の意見をガンガン言うので、おいしいものが一杯食べれる食くいだおれの街になったんだろうなぁと思ったり。
なんだか、ふっと笑ってしまった今日でした。