マーキュリー・ライジング

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Nice!

マーキュリー・ライジングはこんな話


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マーキュリーライジング”は自閉症の少年サイモンが、雑誌に載った国家機密の暗号を解読してしまうことから、家族を殺され、自分自身も命を狙われるという話です。ブルース・ウィリスがサイモンを守るFBIに扮し、アレック・ボールドウィンがこの2人を狙う悪役に扮します。

この映画の見所

映画のストーリー設定にはかなり無理がありますが(国家機密をパズル雑誌に載せるなんてありえないんでは。。)自閉症児サイモン役のマイコ・ヒューズ君の演技がとてもすばらしいので、何度も見たくなってしまいます。また、障害者映画というとどうしても映画の雰囲気が暗くなってしまうのですが、この映画はハラハラドキドキのアクションものなので、からっとした気持ち?(なんか、変な表現。。)で観ることができます。

ちびごんママの感想

ストーリーの展開がおおらかなアメリカ映画らしい無理な展開であるにもかかかわらず、自閉症についてはとても丁寧に説明されていて、アメリカという国の障害者に対する意識がちょっとわかった気がします。サイモンと両親の親子の関係、絆もとても素晴らしく描かれていて、切なくなります。

個人的にはステイシーの“大変な子ね”と言う一言が、自分に向かっていわれているようで目がウルウルしてしまいました。

ここは間違ってます

この映画の中では、自閉症という障害について詳しく説明されているのですが、あちこちのサイトのストーリー説明やブログレビューをみると、サイモンを“精神の病んだ少年”と紹介しているのが気になって仕方ないです。天才少年が両親を殺され精神を病んでしまった(自閉症になってしまった)と書いてあったりもします。
サイトのストーリー説明、ブログレビューを書いてる皆さん。自閉症は、精神を病んでいるのではないですよ。生まれ持った脳の機能障害です!心を閉ざしているわけでも、家に閉じこもっているわけでもないです。ショックで自閉症になってしまうということもないです。“自閉症”という障害名がそもそもの誤解の原因なんですが。。。

と思っていたら。。こんなわかりやすいレビューをみつけました。自閉症児のお母さんの書いたレビューでした。

映画の話(2)マーキュリーライジング

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