言語聴覚士の先生と クイズ・ゲームをする俺様♪東京都口腔保健センターにお世話になって・・・口腔内(口の中)のケア、特に歯石がつきやすい体質なので、歯石を取るケアが欠かせない俺様ですが、歯科衛生士さんが 超音波スケーラーで歯石を粉砕して取ってくれる間・・・「俺様〜エステに行っている気持ち〜♪」という癒し時間になっていて、口腔内をお掃除してもらうのが 大好きなんです♪超音波スケーラーは 高圧で水が噴射して チーチーという音が出ているのですが・・・俺様は 気持ちよ〜く うとうと・・・「まこちゃん、口をあけてね〜」「まこちゃん、起きて〜〜」・・というくらい気持ちよくて寝てしまいます。ケアが終わると 電動ブラシで磨いてもらって・・・歯がつるつる〜〜気持ちいい〜♪はじめのころ、個室で・・・先生の机の前の丸いすに座ったまま 恐怖でひきつって 部屋から脱走して泣いていたのが嘘みたいに=歯医者さんが大好き♪でも・・ここ以外のところは どうなんだろう・・・地元の歯医者さんに言って下さいと言われて、また まこちゃん 歯医者さんが「恐怖のとらうま」に再突入したら・・・と怖さを感じています。
超音波スケーラー言語の指導は 1ヶ月に1回、スケジュールを入れていただいています。以前までは、言語聴覚士の先生が2人いらっしゃったので、月に2回 予約を入れていただきましたが、いまは「東京都の予算の削減」のせいで、言語聴覚士の先生が1人になってしまいました。私は 特別支援学校 全校に 言語聴覚士が必要だと思っているのに、東京都の石原知事は いらないことに無駄遣いをするのに事欠かないのに、億単位の無駄遣いに比べれば その費用の中のちょっとの部分でできる支援には 絶対にお金を使わない・・・くぅ〜〜〜って思いますけど・・・その特別支援学校の先生も 言語聴覚士の効果を知らないからなんでしょうね・・・。□ まこちゃんが カードを見て「関連する言葉を 想像して」 先生に「言葉を伝えようとして」 「答えを言わないように 自分の気持ちをセーブして」 ヒントを出して 先生が 答えるのを「待って」 答えが 「あたり」か「はずれか」を判断して 先生に応えて 先生の答えが間違っていたら 次のヒントを想像して考えて 先生につたえるということなんですが、実は・・・1個 1個の項目を超えるのには けっこう時間がかかっているんです。言語指導は「個の指導」なのですが、特別支援学校の中に この支援があると 生徒はもちろんですが、先生達にも大きな刺激があると・・・思いたいですが、それが可能になったとしても・・・専門職の先生に丸投げで 指導の内容にはあまり関心をもたないでしょうね。そんな学校体質が基本としてあるからです・・・。前にも書きましたが、まこちゃんのために 一生懸命に何年もかけて 言語指導の先生にコンタクトをとっても 「バイリンガルは指導したことが無い」(アメリカで資格をとった先生から言われました)とか、「小児期崩壊性障害? 私には無理ですから」と断られたり・・・。言語指導の先生の指導を受けていて、「言葉が出るのを自然に誘導していく」方法があう子どももいれば、「言葉の使い方を教えてもらうことで伸びる」子どももいて、それは 子どもの性格とか先生との相性もあるのかな・・・と思いつつ・・・市ヶ谷の くもんのつくしんぼ教室で仲良しだったママに教えてもらって 東京都口腔保健センターにご縁を頂いて、本当に良かったと思います。通いはじめのころの先生と まこちゃんの相性は 良くなくて・・・言語指導がとても嫌いでした。なぜかといえば、先生が話すスピードが ものすごく早くて、こちゃこちゃと話をするので、日本語の苦手な俺様には 何が何だかわからなかったんです・・・でも、その当時の言語の先生にしてみると、自分はちゃんと指導をしているのに・・という視点で私に話をしてきます。それで、1.話し方が整理されていないこと 2.滑舌をしっかりとしてほしいこと 3.ゆっくりと まこちゃんの反応をみながら話してほしいこと 4.先生のいいまちがえのときに 早口で「すみません、ごめんなさい、×××・・・・」と 言いながら身体を左右にゆらしたりする行動をやめてほしいことなどなど、気になったことを話したのですが「いままでこれでやってきましたから・・・」と かなり抵抗感があるという対応で、次の時は やっぱり もとのやり方のままでした。数ヶ月後には その先生が退職する予定の半年間、引き継ぎで かわいらしいお姉さん先生になって・・試行錯誤しながらやっていたのですが、 お姉さん先生はご家庭の事情+諸事情で ご実家に帰ってしまいました。その後にきてくれたのが いまのK先生。 とっても熱心な先生で まこちゃんの行動や感情を読みながら指導をしてくださるので、まこちゃんは 言語の時間をとても楽しみにするようになりました。思春期特有の難しさのあるときや 先生をたたいちゃった時も 先生がまこちゃんの心理をすごく考えて下さって・・・指導をうけてこられて いろんな言葉に興味を持てるようになって 人とコミュニケーションをとってみようかな・・?という感じになってこれて・・・言語の指導の大切さを ひしひし・・・と感じています。本当は言語指導も 地元に指導して下さる先生がいれば そちらに移行になるのですが、まこちゃんの場合は 近隣地域も含めて 言語指導の先生に断られ続け、ある大学の先生には「指導なんて不可能!」と言われたこともあり、これらのことを含めて検討していただいて・・・その上で 指導継続をしていただいています。社宅には 普通発達の小さな子ども達がたくさんいます。子ども達は4〜5歳でも活発にいろんな話をしたり、質問をしてきます・・・そのような会話にも到達していない俺様ですが、俺様は俺様なりの がんばりで 言葉の出ない世界から 一生懸命に外に向かって発しようとしている姿に ときどき 目がうるんでしまう・・・そんなこの頃です・・・。