普段、そんな歌に興味があるわけではないのに妙に心に残る心に響く歌がある。作った人もそんなつもりではないのかもしれないが聞く側に当てはまり妙に頭がスッキリする歌がある。聞く人によっては全く何も感じないのかもしれないが今の自分を応援してくれてるような歌がある。僕にとっての応援ソング。僕達のメロディー by SHOUGUN昨日の続き昨日も書いたがなのでひな坊の診断が出てから三日三晩泣き続け来る日も来る日も塞ぎこんでろくに食事もせず酒を呑んでは自分を攻めて自暴自棄な日々を送っていた時期があった。そんな生活を3ヶ月ぐらい過ごしたであろうか。あまりのショックでその当時の記憶がほとんど無い。覚えていることといえば87kgだった体重が70kgまで激減し言わずとも周りの人間が何かに悩んでいることをほとんどの人に悟られたことぐらいか。当時の治療院はその時に住んでいた家から車で10分、原付バイクで5分と車が通れる踏切を渡るのにかなり遠回りをしないといけない場所にあり原付なら小さい遮断機の無い踏切がありそこを抜けるとすぐ近くなのでほとんどの日を原付バイクで通勤していた。その治療院の近くにこじんまりとした良い感じのママさんがいる居酒屋があった。そこのママさんは僕が悩んでいることは気付いてはいるがそんなことを何も聞かず柔らかな雰囲気で迎えてくれるすごく居心地のいい現状をなんとか保ってくれるパワースポットだった。ひなママも気に入ってよく家族で晩御飯をそこで食べた。ある日、仕事帰りに寄ってご飯を食べているとひなママから電話があり「ご飯まだやねん。寄ってるんやったらいくわ。」と10分ほどすると車で来た。軽くご飯を食べて帰ることになるのだが当時のひな坊はとにかくパパっ子で僕の姿を確認すると僕から離れないので原付バイクで来ていた僕は仕方が無く前にひな坊を乗せて帰ることにした。帰りにある遮断機の無い小さな踏切にたどり着いたときに警報機がなり電車を通過するのを待つことになるのだがその時は診断のことで思いつめ通常の精神状態では無かったので今、アクセル吹かして飛び込んだらどんなに楽だろう・・・とよからぬことを考えている自分がいる。明らかにおかしかった。アクセルを吹かそうとした瞬間あまりに踏み切りに近かったのか電車の「ファーン!!!」という警笛で間一髪、我に返った。自分がしようとしたことの異常さにビックリしてしまった。通り過ぎる電車を笑いながら嬉しそうに見るひな坊を見ると涙が止まらなかった。家に帰ると目を真っ赤に腫らした僕をひなママは見てビックリした様子だったが何も聞かなかった。何かを悟ったのか・・・ダサい自分に嫌気が指した・・・その日もお酒を浴びるほど呑んで寝た・・・次の日、昨日のことがあるのでバイクで通勤する気にならなかったので車で通勤することにした。車に乗り込みエンジンをかけしばらく走るとラジオから懐かしい心地の良い曲が流れてきた。その曲はやはり男達のメロディーだった。聞いた瞬間、前に救われた時のことをついさっきのように思い出した。大声で笑ってしまった・・・走り出したら何か答えが出るだろうなんて俺もあてにはしてないさしてないさ悩んでいたことに答えなんてないのだ・・・そんなことは解っているつもりだったのに・・・男だったら流れ弾の一つや二つ胸にいつでも刺さってる刺さってる人それぞれいろんな悩みぐらい一つや二つはもっているもので・・・それも解っているつもりでいたのに・・・Pick Up Your Head Throw Away Your Blue'sどうせ一度の人生さぁThe More You Give Babe the Less You Lose yeah運が悪けりゃ死ぬだけさ死ぬだけさなぜ死のうとしたのか・・・運が悪けりゃ死ぬだけなのである・・・少なくともひな坊の一生を僕が終わらせる権利など無いわけで守ってあげないといけないわけで・・・またこの歌に救われた。悩んでいた自分の馬鹿さ加減に笑ってしまった。身体から力が抜けた。聞き終わったあと心に決めた。うだうだ考えないで強く生きようと。何があっても命懸けで妻子を守ろうと。力まず楽にいくしかないと。たぶんそれが答えなのだと。という出来事があって何があっても楽天的な今の僕が出来上がった。何の参考にもならないと思うけど思いつめて悩んだって何も始まらないことは間違いないです。そんなこと言われなくても解ってるって?(笑)柄ではないので明日からまたお気楽なブログでいきます(照)PS その後おもいっきりリバウンドしました。