昨日のテレビでダウン症の書家の方のお話、見た方もいらっしゃると思います。素晴らしい書ですよね。私は書道について詳しくは何もわからないのですが文字に魂が宿ってる・・・ような気がしました。で、あの番組で気になったこと。「ダウン症なのにこんな能力が・・・」とか、「ダウン症らしからぬ才能・・・」とかいう表現が多すぎ・・・こういう表現ってはじめから障害のある方を下に見ているゆえの言い回しですよね。「自分より劣っているはずなのに 自分よりスゴイ字が書ける」なんて!「自分より知的レベルが低いのに 人を思いやる気持ちがある」なんて!少し前に国際的ピアノコンクールで優勝された方で全盲の方がいらっしゃいましたが、そのときのニュースも「全盲のピアニストが優勝」とか必ず、障害を冠にしてしまうものの見方がどうもイラッとしてしまうのは私が変人だからでしょうか?障害のある方をはじめから、「障害者は能力が劣っている」とか「知的に遅れていれば感情も劣っているだろう」といった、おかしな偏見が世の中にはやっぱりあるんだろうな~人の人生なんて所詮、プラスマイナスゼロだ!(と、私は思っている)から苦手部分があればその分の得意部分もあるのだし、障害がある人は不幸だと思い込んでいる多数派の人が、必ず幸せだとは限らない。以前、記事にしましたが、あるお寺の住職さんが「世間では障害者と呼ばれている人たちは 他の人とは違うものを自ら背負って生まれた 気高い魂の神様のお子様」と、おっしゃっていましたが、私もその言葉を信じている。自分は(自分の家族は)健常で幸せだ、なんておごり高ぶっている人をみると吐き気がする。そして、障害のある人が~~できるなんて!と、上から目線で物を言うテレビも正直、うんざりだ。まあ、少数派の意見ですから、「え?!何、ひがんでるの?お前の方こそ偏見だよ!」と思った方は華麗なるスルーをしてください(笑)