アスペルガーに対する誤解。その2

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Nice!

私がいちばん心配しているのは、いつか息子が自分の障害名を知る時に(何年も先でしょうけど)、自分でアスペルガーのことを調べてみるかもしれません。そのとき、ネット上に溢れる数々の誤解や偏見を目にして、どう思うだろう。中には、「アスペはこの世から消えろ」「犯罪予備軍だ」というような酷い書き込みも多々あります。私はもう大人だからそういった心無い書き込みを見てもスルーできる術を身につけていますが、息子がもしそれを見たら真に受けて「自分は存在してはいけない人間なのか」「犯罪者になってしまうのか」と…深く傷つくのではないかと、それがとても心配なのです。一方で、過去の偉人や成功者をアスペルガーだとする風潮もありますね。「アスペルガーは悪いことばかりじゃないんですよ、成功者もいるんですよ」と、励ます意味で言ってくれる人も多いだろうし、実際にそういった言葉に励まされた当事者もたくさんいると思います。でもよく考えてみると、それもまた、アスペルガーに対する誤解を助長しているように思うんです。犯罪者だとか偉人だとか、そんな大きな話じゃ無いんです。たとえば・・・私の場合、子供の時、幼稚園の先生が「今日は嬉しいお知らせがあります」と言ったのに、そのお知らせを聞いても全然嬉しいと思えなくて、でも私以外のみんなはとても嬉しそうに喜んでいて、あれ?なんで私だけ感じ方が違うんだろう…って。他者との間に見えない壁があるような、ないような…そんな少しの違和感が始まりだったような気がします。何だかうまく説明出来なくてすみません。。。難しいです。はぁ…それはさておき。とても辛いことがあって…立ち直るのに少し時間がかかりそうです。かと言って何もしてないともっと暗い気持ちになるんで、気の向いたときに少しずつ更新します。