要らぬ心配だったな

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Nice!

こんな日が来るとは、のび太が幼稚園だった頃は想像も出来なかった・・・だって、のび太が宿泊研修に無事に何事もなく(?)笑顔で帰ってきたのだ。たかが学校行事でここまでカンドーしてしまう私って本当に「しあわせレベル」が低いのね・・・行く前は、あれやこれやとグズグズと心配していた。寝る部屋が真っ暗だったらどうしよう(真っ暗が恐い)野外炊飯でうまく火がつかなくてやけどしたらどうしよう酔い止めの薬を飲んでもバスに酔ったらどうしよう○○くんがふざけて協力してくれなかったらどうしよう(のび太は班長だったらしい)などなど・・・まあ、はっきり言って、どーしよーもない心配事ばかりだが、私も小学生の時はそうだった。とにかく行事が大嫌いで急に体調が悪くなって行けなくなればいいのに、とかそんなことばかり考えていた。だからのび太のくだらない心配事も理解できる・・・けど、今、のび太のグズグズを聞いているとイライラする(笑)そんなこんなで何とか無事に出発したようだった。正直言って、のび太が出かけると私のほうがあれやこれやと心配してしまっている。酔い止めの薬を飲んだけどバスに酔ってないか、とかちゃんと着替えと脱いだものの区別が出来ているか、とかカヌーで海に落っこちてパニクってないか、とか夜は部屋が真っ暗でパニクらないか、とか場所が変わって眠れないんじゃないか、とか友達に嫌がらせされるんじゃないか、とか・・・はっきり言って、のび太よりくだらなくどーでもいいことをあれこれ思い巡らせていた小心者の母・・・(爆)しかし、そんな心配をよそに、のび太は元気に「めっちゃ、楽しかった♪」と、帰ってきた。心配していたあれやこれやは「全然、大丈夫だったよ♪」幼稚園児ののび太は、教室にいるより職員室で新聞を読んだりカレンダーを見たりしている時間の方が長かった。ゲームや遊びのルールが理解できずにパニクっては大騒ぎしていたのび太。あの頃は、他の子と同じように普通に生活する、ということはのび太には出来ないんだろう、と思っていた。だけど、のび太は現在、普通クラスに在籍して、多数派の子に紛れて多数派の子と同じように普通の行事を普通にこなせるようになった。スゲー・・・・・・・・・・たかが、宿泊研修で一泊してきただけですが(汗)なんだか、しみじみ、のび太の「生きる力」と成長を実感してしまったマヌケな母でした。