ニュース 『元首席専門官を逮捕』

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<広島少年院>元首席専門官を特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕のりぴー逮捕 よりもショックだったりします。向井容疑者は地検の調べに「洗剤を使ったことは認めるが、ほかはあまり覚えていない」と話しているようです。向井容疑者は以前、ブログで絶賛し紹介した本に登場している方です。もし報道が事実ならやりきれない思いです。が、本のすべてを否定せず、大切だと感じたことを大事にしていきたいと思います。話は少しそれます。裁判員制度が始まりました。国民感覚を裁判に反映させるのがねらいの一つのようです。罪に相応する刑の在り方は全くわかりませんが、被害者感情を考慮し、厳罰化の流れにあるような気がしています。まさにそれは現代人のニュートラルな心情なのかもしれません。殿父は、マナーの悪い人にはムカつくし、実際に被害者の立場に立ったら重罰を望むと思います。それは教育的な罰ではなく、報復的な罰と言えます。罪を犯した相手にたいして教育的な気持ちでいることは難しいです。再犯の抑止力になる”罰”ってどうあるべきなのでしょう?”罰”だけでは状態を悪化させかねないのではないか。あやまちを犯した少年だからこそ支えが必要なのではないか。二度とあやまちを犯さない為に必要なのが”教育”なのではないか。と、期待していた矯正教育の歴史に今回のこの事件は汚点を残しそうで残念です。この事件で矯正教育の歩みが止まらないことを切望します。(矯正教育に携わる人を支えられるのは誰なのでしょう?)関連ニュース『少年院暴行で逮捕5人目、元首席専門官も』