高校生活の途中から、私の言動に大きな変化が現れて、クラスメイトたちが私の事を「様子がおかしい」「ちょっと変わっている人だ」と言うようになりました。基本的には今までどおり大人しい性格だったのですが、たまに、授業中に唐突に声を荒げて泣き叫んだり、泣きながら物を投げたり・・・ということがありました。普段はおとなしかっただけに、そのギャップにみんな驚いただろうと思います。突然そうなった理由は自分でも良く分かりませんでしたが、何とも言えない虚無感が襲ってきて、泣かずにはいられませんでした。それでも1~2年の頃は、「学校は休んではいけない」というこだわりを崩すことが出来ず、苦しい気持ちを抱えながらも、毎日休まず登校していました。そして家では何事も無かったかのように過ごしていたので、親は何も知らなかったと思います。私の事を気にかけてくれる友達もいましたが、「どうしたの?」と聞かれても、私自身原因がよく分からないので、「なんでもない」としか言えず、何も解決しないまま、毎日が過ぎていきました。そして3年生の時、ついに教室に入ることが出来なくなり、保健室のベッドで一日中休んだり、学校にも入れなくて近くの神社で1人で泣いていたり…。今で言うところの「不登校」「保健室登校」という状態になりました。(当時は登校拒否といいました)学校に行きづらくなったのは、以前記事にしたような友人関係のもつれがキッカケでしたが、もしそれが無かったとしても、どのみち私はもう限界がきていたと思います。ついに親が先生に呼び出され、私の数々の問題行動を知ることとなりました。今までずっと大人しくて従順だった娘の、まさかの問題行動を初めて知って、親にとっては青天の霹靂だったことでしょう。その後さらに私の言動はおかしくなり、初めて診療科へ連れて行かれましたが、やはり原因がよく分からないので、何も解決しませんでした。