( 俺様のお気に入りの貯金箱♪ )家では毎日 手伝いをして「アルバイト」をしている俺様です♪買い物 1回につき 荷物を持って 100円新聞 10円夕食の支度の手伝い 10円お風呂の時の麦茶入れ〜自分&お父さん 10円その他にも その時々に単価を決めて「アルバイト」をしています。お手伝いをしたからお金 と すり込んでしまうと 仕事が何でも「お手伝い感覚」となってしまいそうだったので、アルバイトという事にしています。いつもは 手伝いをした直後にアルバイト代を払うのですが、今日は ばたばたと忙しくて、お風呂の時間の直前まで・・・すっかり忘れていた私でした。お風呂に入る支度をしていた まこちゃんが私に にこにこと話しかけてきました。「今日 アルバイトをしました。お金をください。」アルバイトをした時間から すでに5時間すぎています。その間に いろいろな行動をしていたので、記憶がなくなっていると思っていました(←過去の俺様の行動)消えていたのは=私の記憶でした(苦笑)今日は、自分のアルバイト代を しっかりと要求してきました☆ すごいぞ まこちゃん!私「今日は 何の手伝いをして、いくらアルバイト代がほしいのですか?」俺様「 今日は買い物に行きました。アルバイトをしました。100円です。 新聞をお父さん 椅子におきました。10円です。 ディナー手伝いました。10円です。 お風呂 お茶を入れました。10円です。」私「全部でいくらになるのかな?」俺様「10円が3。10×3は30円です。あと100円で 全部で130円。 アルバイト代は 130円がほしいのです。」私「今日もアルバイト ありがとう。130円です。」俺様「ありがとうございました♪」私「お手伝いをありがとう。明日も手伝ってね♪」わくわく うきうきで お父さんに「130円アルバイトをしたのです♪」と大喜びで報告をしました。報告を聞いたパパも とっても嬉しそうでした♪それにしても・・・1学期に立てた目標の1つだったので、すでに目標到達です。今度は 現金出納帳をつけて お金の出入りを書いていくようにしたいと思っています。小学生の頃は 山口薫先生(東京学芸大学名誉教授)から指導のあった「短期記憶と 言語記憶の連動をさせる」ことを課題にしてきました。短期記憶がつかないと 言語がでないよ・・・今した事を すぐにメモさせて その行動の内容も簡単でいいから 単語でもいいから 書かせる。その積み重ねで言語が発達してくる。記憶をキープできないと 言語にはつながっていかないからね・・・。担任の先生と講師の先生と まこちゃんを取り巻いて支援してくれる皆さんと一緒に 一生懸命に取り組みながらも・・・なかなか結果が出ないことに 焦っていた時期もありました。振り返ると懐かしい気もしますが・・・その頃は とにかく・・必死でしたね・・。働く目的があって行動をして 労働の対価を得る。まこちゃんは 6才半の時に 東京学芸大学名誉教授の山口薫先生と出会って応用行動分析(ABA)を中心にした療育を始めたのですが、そのスタートの頃の年齢を 実際の年齢から引いて、現在のまこちゃんの姿を想像しています。もちろん、到達しない物は多くありますが、まこちゃんのいとこの当時の行動と見比べながら、いとこの彼の成長してきた歴史が 私のこれからの まこちゃん計画の目を助けてくれています。16才ー7才=9才 今日は 学区のM特別支援学校で開かれた S区の障害福祉課のお話を聞いてきました。D特別支援学校の校長先生と副校長先生が M特別支援学校に問い合わせてくださって、M特別支援学校主催の会に入れて頂くことができました。まこちゃんの卒業後の S区の支援体制について伺ってきました。S区では 21年度から体制が変わりましたので、新体制についてのお話でした。Green Works21で 品川の田中正博氏のお話を聞いていたのですが、当時はまだ計画・検討中の話でした。その検討で どのように変わったのかを知ることができる 良い機会でした。私は まこちゃんは精神的にとても幼いので、高等部を卒業後、2年くらいは 教育・支援機関に入れて「就労ができる能力」をしっかりとつけていきたいと考えていました。S区の検討は この事に応えてくれる内容で、ほっとしました。卒業後、S区の支援として訓練や 就労体験・就労紹介などのサービスを受けることができます。これは全国の動きと伺いましたが、自治体によって取り組みが統一されていないので、○区で受けられたサービスが□区では無い。また逆もあって、それぞれの自治体で取り組み方が違っているようです。今回のお話では、現在までは 特別支援学校の高等部を卒業すると、担当の先生は とにかく全員を就労させなくてはいけない・・・と躍起になっていたものが、この制度ができることによって 子どもの実態にあわせた支援を受け、訓練をうけ、就労体験をし・・・例えば、1カ所だけの体験、1カ所だけの就労ではなく、1週間に違う2カ所の職場を体験していみるとか、同じように2カ所に就職するとか そういうケースもありになってくるのだそうです。実際に訓練、制度の活用は 施設を改築中なので、前期・後期の後期からスタートするとのこと。対象は「愛の手帳」を持っている人になります。将来に向けて ちょっと ほっとした気持ちになっている私です。でも・・・過去の経験から言えば=安心の後には 必ず 大きな代償がついてまわるので、全面的に依存する形ではなく、しっかりと関わって よりよく育てていきたいと思っています。 この後、久しぶりに 友達とランチもして ほっとした一時でした。俺様は 家で勉強が終わってから 好きに遊んでいて 楽しんでいたようです。帰宅後、必死に5月のカレンダーを見て 焦っている俺様・・見ると、私が「学校に行く(授業参観を見に行く)」と私用のカレンダーに記入したので、「自分が学校に行かされる」と思って とても心配になり、不安だったようです。「これは ママが学校に行くのね。まこちゃんは家で勉強をしていてください。」と話すと・・・安心していました。「ドクターが5月はお休みしようね・・って言ったよね。だからお休みをしていたけれど、今 先生とお話をしているから・・・6月になったらお母さんと一緒に また学校に行こうね」と話すと ちょっと不安気ながらも 「わかりました」と答えてくれました。忙しかったけれど、なんだか がんばったね・・・私。と思った1日でした。