11年前の5月25日、のび太はお母さんの元に産まれて来ました。おなかの中で2度、逆子になったのび太。へその緒がたすきがけのように手足に絡まっていて難産でお医者さんが脚立に上がっておなかを押すのと吸引とでやっとこさ~って感じで生まれたのび太。今思えばおなかの中でも落ち着きの無い子だったんだよね~お母さんは、卵巣の手術もしたし、子宮内膜症だったし赤ちゃんはそう簡単には授からないだろう、と言われたし仕事バリバリやってたから、心のどこかで諦めていたんだけど、でも、その心の反対側で、ぼんやりと「いつか、赤ちゃん、やってくる」と、確信していたところもあったんだよね。それはきっと、目に見えないどこかでのび太とのつながりを感じていたのかもしれないよね。生まれたのび太はとにかくよく笑う赤ちゃんでした。自閉症を疑った時も、「こんなに笑う子供が自閉症のわけがない」って思ってました。まあ、今までも記事にしてきたから診断にたどり着くあれこれはあえてここには書かないけど、それはそれはいろんな紆余曲折があってね~めでたくアスペルガー症候群って診断された時はやっと疑問に思っていたのび太の行動や言動に理由が付いてホッとして、あまりの嬉しさ(?)にケーキを買ってルンルン(?)で家に帰ったのを覚えています。どんな障害があろうと、なかろうと、そんなのどうでもいいことなんだよね。のび太が、のび太の望むのび太でいてくれることそれだけでお父さんとお母さんは幸せです。幸せをありがとう。このブログはいつか、のび太に読んでもらうつもりで書いているからついつい、いいことばっかり、ちょっとかっこつけて書いちゃったりしてるけど、でもね、本当に、11歳ののび太はとても素敵で魅力的な人間です。これを読んでいるのび太は何歳なのかな?今、のび太は幸せですか?もし、何かに迷っているのなら、思い出してください。4年生の時、いじめで本当に辛い思いをしたけれど、必ず、周りでのび太を助けてくれる人、優しくしてくれる人、手を差し伸べてくれる人がいたことを。そして、5年生になって「いじめを許さない」C先生と出会っていじめていたお友達も謝ってくれて、辛い辛い暗闇のような気持ちを抜け出せたこと。明けない夜はない止まない雨はないのび太は覚えてないかもしれないけどもっと以前にものび太には、悲しいこと、辛いことがあっても、必ず味方になってくれる人や、助けて支えてくれる人がそばにいてくれたんだよ。だから、11歳ののび太は、笑顔で素敵で魅力的に成長してきたんだと思います。そして、どんなに今、たとえ辛い状況だとしても周りを見てください。必ず、のび太を助けてくれる人、優しくしてくれる人、手を差し伸べてくれる人がいるはずです。のび太はそれを感じられる人であるはずです。その人たちに感謝して、今を精一杯、生きてください。そして、自分が受けた優しさや支えを、その人たちにも返していける人であってください。お父さんとお母さんは、のび太の生きる力を信じています。産まれてくれてありがとう。心から感謝の気持ちでいっぱいです。