苦手を知って自分でフォローする

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Nice!

運動会が近いのび太。5年生ともなると、運動会も係があって大変です。のび太小学校は規模が大きくないので5年生にも大事な係や仕事が回ってきます。ただ自分の種目に参加するだけでも精一杯なのに係分担があり、その係の話し合いだとか、練習のあとに係の反省会だとか、そんなこんなで毎日帰りは5時近く・・・それにしても、精神的に落ち着いて学校生活に不安が無くなったのび太は係の仕事までこなせるようになったのか・・・これが去年だったら絶対に無理だった。自分の種目だけでもパニクって不安でいっぱいで大騒ぎして、とても係の仕事で他人の世話なんかムリムリムリ・・・だった・・・改めてC先生ののび太への関わり方に感心してしまうのだ。ま、それはおいといて・・・ヘロヘロで帰ってきて、勉強も「5年生は45分間はやりましょう」と言われているので生真面目なのび太はきっかり45分間、机に向かいます。だけど、そのあとにヤマハの練習もしなくちゃいけないし絶対に絶対にゲームもしたいし、そう考えると、もう、頭の中はパニック状態で走って汗だくで帰ってくるのび太・・・「あのね、運動会が終わるまでは ゲームは出来ないと思って帰ってきなさいよ。 仕方ないんだよ、高学年なんだからね。 ゲームは日曜日にその分いっぱいやっていいからさ~」ということにして・・・汗さて、その運動会の係ですが・・・「ボクは、プログラムの○番と○番と○番の時に きちんと並ばせる係なんだけど・・・ それを忘れちゃって叱られちゃったんだよな~」あらら・・・まあ、係の仕事を怠れば他の人に迷惑がかかるし、叱られても当然だろうね・・・「ふぅ~ん・・・気を抜けないね~ 忘れないようにどうしたらいいかなぁ~」「う~ん・・・どうしたらいいかなあ・・・」「ねえねえ!見て! こうして書いておいて、これをポケットに持ってて 時々見ればきっと忘れないよ!」メモ帳に「○番、○番、○番、並ばせること!!!」と、書いた。「始まる前と、ラジオ体操のあととかに これを見ておこう」おおお!のび太、初めて自分で自分の苦手ポイントを補う手立てを考えて実行した。視覚優位ののび太に、いつも何かあるたびに箇条書きにして示してきた。それを、初めて自ら実践したのび太。うんうん。己を知って自らのやり方で苦手ポイントをフォローする!成長したね。「自分を知る」ということは、最良のセルフコントロールに繋がるのだ!今日、真夏のような暑さの中、総練習・・・ガンバレ、のび太~!!!