前回のブログより、お読み下さい。冷静に話そうと心を落ち着かせ、再度質問しました。「普通学級と特別支援学級との通級は難しいのでしょうか?」教務主任の先生は「残念ながら、当学校では通級はしていません」「人員的な問題もありますが、 これは学校サイドではどうしようもないことなのです」「もし、どうしても通級を希望されるのであれば 他の小学校では、しておりますので そちらへ聞いてみてはいかがでしょうか」(最初からこう話してくれればいいのに・・・ 私は思いました)「実際、自閉症などの発達障害の子供さんはいるのでしょうか」と聞くと「特別支援学級には2名、また普通学級にも 自閉症・アスペルガー障害の児童はいます」「近年だんだんと、こういった障害をもったお子さんは増えてきています」「他に診断名はついていませんが、正直疑問に思うお子さんもみえます」やはり、保護者の方針で自閉症の程度はわかりませんが普通学級に在籍している障害児も多いようです。今度は「発達障害児が学ぶことに対してどのように取り組みしているか」聞くと「現実どの普通クラスにも発達障害児がいる為、各学年のフリーの先生がサポートする体制をっとっています」「ただ、人員的なこともありとても大変なのは事実です」「また、高機能自閉症のように、ある部分とび抜けているがある部分に対しては苦手と得意なことは伸ばし、苦手なことはサポートできればと思っています。」「ただ普通クラスでは、1クラス約30名の為常に目をかけることは不可能です」私は会話をしているうちに安心しました。教務主任の先生はちゃんと理解している。考えも持っている。理解していないのは”教頭”だけーーーー「今度は子供と一緒にきて一度様子を見ていただきたいのですが」と聞くと「小さい頃は子供の成長も早いので今判断されなくてもいいと思います。」「秋に就学前診断が当学校でありますのでそれを参考にさせていただきたいと思います」「もちろん、医師、療育の先生、保育園の先生の意見も参考にされたりして下さい」「私も今度、保育園にお邪魔して様子を見たいと思います」「アドバイスとして就学前診断の時、新しい場所が苦手な場合は診断前に会場をみせてあげる事です」「一番いいのは就学前診断は10月ですので、9月の運動会の時に見学がてら構内をみせてあげて下さい」 「来年の事ですが、まだ時間はあります。あせらず、ゆっくり選択下さい」だんだんと私は先生と打ち解けてきました。教務主任の先生は自閉症の事をちゃんと理解している。なんだか頼もしくなってきました。私は「最初に失礼な事を言いまして申し訳ございませんでした」と謝りました。「でも子供の事を思えばこそという事も分かって下さい」と言うと微笑んでくれました。「でも教頭先生には、障害児を持つ親に初対面でいきなり”学級崩壊”の話はやめた方がいいと思います」私はそう言って頭を下げ、職員室をでました。こうして二回目の小学校訪問は終わりました。 ↑はげみになります。よろしくです。 人気blogランキングへ