「麻酔でも前の歯茎が一番痛いはずだよ、よくがんばっね 歯茎といっても、場所によってかなり痛みの感じ方が違うからね 奥歯よりも前歯、それも下の歯茎よりも上の歯茎がいちばん敏感なんだよ」そうなんだ、上も下も同じ痛みかとおもってた・・・「まさる君もそうだ、前歯や歯茎を触ろうとすると唇に緊張がはしり強張るだろ そのぶん磨きにくいから前歯に歯石がたまりやすくなる、でもまさる君は下の歯だけどね(笑)」ふぅ~ん、普通の人でさえ歯茎は敏感でデリケートな場所らしいぃてことは、自閉の子はあらゆる意味で過敏だ口の中を「ちょっと診」すら、とても苦痛を伴うことなのかもしれないネ実は歯みがきも困難を極める行為なのかもしれないョ今回は2年ぶりの局所麻酔での治療の日でしたそれも1番敏感なもっとも痛く感じる場所、上の前歯歯茎を麻痺させるシールを使用しても、針を刺す瞬間チクッとした痛みや、その後の不快はあるよねでも息子、カウントで必ず終わりがくるんだよと教えれば数えている間は耐えてガンバっていましたその姿見て、息子はすごいもん身に付けたんだなぁーいつもだったら嫌がる注射の絵でも前日、治療の手順書を見せても不機嫌になったり、しつこい確認もなかったし当日、ドクターが1枚1枚絵カードで器具と照らし合わせて説明してくださった時も意外と冷静だった(て!想像するしかないので・・・)なので今回は注射に対する抵抗感ゼロにちかいとはいえ、麻酔をされている間、カウントの速度がゆっくりだったので早く終らせてくれよーと言わんばかりにじぶんでカウントし始めてたところをみるとホンとは嫌なんだろうけど(笑)治療自体も、ごく初期段階の虫歯だったのですぐ終り(ドクターと衛生士さんは次々と手際よく進めるからね・・・。)2年前に比べたら、格段に違うョ緊張感がまだまだ成長している自閉症児、まさる君なのだ・・・。