映画なんて、完成に漕ぎつけさえすれば、あとはなんとかなる……と思っていました。だから、ずっと完成させることに集中してきました。「劇場にかけるのはとにかく大変だよ」とは聞いてはいたものの、きっちりした作品に仕上げさえすればきっとなんとかなるだろう、と。。。甘かったみたいです。全国の映画館という名の劇場で公開して貰うためには、それぞれと太いパイプをもつ配給会社にお願いするのが、この業界の常識とのこと。なので、ぼくうみもいくつかの配給会社に完成版を観て貰いました。でも反応は……どうにも今いち。。。内容の善し悪しとは関係なく、とにかく地味な作品であることは事実で、ゆえに集客力のない作品として判断されてしまっているようです。このまま理解のある配給会社とのめぐり逢いを待っていたとすると……劇場公開、いったいいつになるのやら。。。コクーン(制作プロダクション)の松本サンからのメールの内容も弱気です。「このままだと年を越してしまうかも……」じょ、じょーだんじゃないっ!!夏に公開、秋からは全国縦断自主上映って宣言しちゃってる私の立場はどーうなるの???運良く配給をお願い出来る会社が見つかったとしても。。。今度は、全国各地で「上映してもいいよぉ~」と言ってくれた映画館に対しては、それぞれに委託金とやらを払わにゃならないとのこと。しかもその額が。。。(; ;)たくさんカンパを頂いたものの、制作費の方だけですべてなくなり、足りない分は借金で完成したぼくうみです。これ以上の借金なんて出来ねーやいっ!!制作するより上映する方が難しい、という言葉の意味、今頃になってようやくわかりました。はてさて、どうすりゃいいのさ、思案橋。。。
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