トイレトレーニング ②

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Nice!

4才の夏、危機感に襲われていた。今年絶対取るぞ!療育の先生には、くうちゃんは養護学校希望なら、そんなに急がなくてもいいですよ!と言われてはいた。しかし!ゆっくりペースの私でも、これだけは譲れなかったのだ。もう紙オムツを買いたくなったからである。くうは、紙オムツこだわりになっていた。くうの決めたルールがいくつかあるが、そのこだわりに、紙オムツである。このまま、ずっとこれでいい。。というような感がある。恥ずかしい・・・という感情をあまり持っていない、くうにとって、紙オムツ生活はすごく自然なことのようであった。さあ!とばかりに、トイレを楽しくポスターなど貼り、連れて行った。しーしーと言い、時には歌なども歌い、怒らず、楽しく・・・。。。けれど、はじめの成功は、なかなかやってこなかった。成功したら、ほめよう!と思い続けていたけれど。そんな、ある日。くうがトイレでわんわん泣いた。足を手でバンバン、真っ赤になるほど叩き、抗議の泣きだった・・・そんなに、つらいの?なんで?まるで、トイレですることが罪悪であるかのように、悲しく泣く、くう。できることから、やるしかないかあ・・・それからの1年。ずーっと広い意味でのトイレトレーニングである。まず、もうくうは家では紙オムツ。療育に行く朝にパンツに履き替える、(最初すごい抵抗する)しかも帰ってくるまで、絶対していない。ガマンしている。そんなことが本当にできるのか、4歳の子がガマンできるのか?・・・できるのでした。一年間、療育でもトイレの時間はしなくても連れて行ってもらう、家では、トイレに座らせない。しかし、常にトイレに一緒に行く。見せる、見せる。けれど、流すことはさせない。水に固執してしまうから。それから、外出先のトイレもほとんど入れなかったので、まずは広くて綺麗そうなトイレの時は個室に一緒に入る。最初は嫌がっていたが、荷物持ってて!とかなんとか、小さな荷物を持たせておいたりしたっけなあ・・・そうして、4才もまたたくまに過ぎていくのでした。