二人とも、無事、入学しました。コトは「小学校楽しい!」と、帰ってきたらすぐに明日の用意に余念がありません。こちらが感慨に浸る暇もなく、あっという間に小学生になってしまいました。コトの入学式。やはりどうしてもツヨの不在に心が痛みました。コトに対する晴れやかな思いがあればなおさら。でも式が進み、終わり、クラス単位の行事が進むうち、この人だかりの中、この喧騒のなか、そしてなにより「規律」の中、ツヨは一歩もクラスには入れないだろうとはっきり想像できました。コトにとって楽しい小学校はツヨにとってはつらいだけ。そう思うと、悲しさがどこかへひらひら~っと飛んでいきました。そうそう、悲しいとか、そういうレベルのことではなかった。感傷にひたるより、明日の用意をしっかりしなければと。そしてツヨの入学式。ツヨは、今日、学校に行くのね?(心の声)とルンルンで車に乗ったものの、いきなり入学式。怒っていました。体験入学のイメージで行ったのです。「この場所ではこんなことをする」と勝手に決め込むこだわりが強いのです。もちろんスケジュールもばっちり用意されていましたが、見せるとよけい怒ります。式の間じゅう、おんぶに抱っこにキーキー・・・。専門の学校でも、ツヨの特徴をどんどん先生たちに伝えていかないと、気持ちを分かってもらえないつらさで、ひどく不安定になりそうな予感。どうして怒っているのか、何をしたかったのか、不安を消すためのへんてこなこだわりの説明・・・。さっそく次の朝から、先生方にツヨの行動の解説を、謹んで、でもポイントをしっかりとやりました。なるほど・・・と先生の目の色が変わりました。明日は、さっき手直ししたサポートブックを早速持って行かせます。学校でもやはり先生と二人三脚です。 ツヨに応援のクリックをお願いします! ↓