やはり子供同士

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Nice!

史上最高に具合の悪いインフルエンザ・・・なんとか徐々にいつもの体調になりつつあります・・・メールで体調を気遣ってくださった皆様、申しわけありませんがここでのコメントをお返事に変えさせていただきます。本当にありがとうございました。予防注射をしても決してかからないわけではありません。皆様もご自愛ください・・・ネタがたくさんありすぎて、絞りきれないのですが・・・まずは、このお話から復活します!「本当にRくんってさ~ わざと嫌な言い方でいろいろ言って来るんだよ! 頭に来るんだよな~!」「Rくんって、のび太にだけじゃないんでしょ? みんなにそういう言い方するんでしょ? とにかくそういう人は相手にしないことが一番だよ。 無視! そうすればRくんもつまんなくなって、 のび太に嫌なこと、言わなくなると思うよ。」「それはわかってるんだよ! MくんとYくんにもそう言われたよ~ わかってるんだけど言われるとつい、 言い返しちゃうんだよな~」「ん?MくんとYくん? なんて言われたの?」「『のび太がすぐに怒るからRはからかうんだぞ』って。 『こんなヤツ、無視しろ!』って」Mくんとは幼稚園から一緒の子。心優しくて争いごとが苦手なMくん。工作が得意だったMくんと折り紙好きののび太は、「一緒に○○作ろう!」と、よく並んでコツコツものづくりをしていた。Yくんは親子で何度も登場しているが、1歳から毎日のように共に過ごしていた兄弟のような存在。小さいころからクールで落ち着きのあるYくんにとってのび太は必ずしも「仲良し」の存在ではなかったかも。のび太の予測不可能な行動にしっかりもののYくんは翻弄されていたのも確か。だから良くも悪くものび太のことを誰よりも、もしかしたらワタシよりも熟知しているかもしれない。そんなMくんとYくんに制されて、我に返ったのび太。すごいなぁ。小4くらいでも、ちゃんとこういうことを言ってくれるなんて、なんだかカンドーしてしまった。「へぇ~!MくんもYくんもちゃんとわかってくれてるんじゃん。 お母さんが言ってた通り、みんなもそう思ってるんだよ。」「僕も言われて、『あ、そうだった』って思った。 『いいからこっちにきて一緒に給食食べよう』って言われて、 気持ちを抑えられたよ。」「はぁ~・・・いいお友達だね~ 二人とも、のび太のこと、よ~く知ってるんだね~ 何だか感激だな~ MくんもYくんも小さいころから知ってるけど オトナになったなぁ~・・・」「僕だって、オトナになってるよっ!」「ああ!そうそう!もちろん!(汗汗汗)」学校の中で子供同士のいじめ(というか、いざこざ)が皆無になることを望んでいるわけではない。そんなことはありえないし、そういうところからいろんなことを学習していくだろう、とも思えるし。確実に子供達は成長しているのだ。ちゃんと「正しい目」も持っているし、きちんと物事を見据えている。だからこそ、大人側がいい加減な対応はしてはいけないのだ。「ケンカ両成敗」なんて言いくるめようとしても、何が正しいのか、子供達はわかっている。適当にごまかそうとしているかどうかも、子供達は感じ取る。大人側が一人一人の子供に、一つ一つの出来事に真剣に向き合って行けば、「いじめ」なんてなくなるはずなのだが。MくんとYくんに、そんなことを教えてもらった気がした。