先日、保育園の紹介で養護学校の見学に行って来ました。 前に一度、特殊学級の見学は行っていたけど養護学校は初めて。前回の涙、涙に今回も覚悟して行ったのですが、2回目だったせいか前よりは精神的にも安定していたかな。初めに資料を渡され学校全体の説明がありました。その資料を見てショックだったのは、年齢が進むにつれ、施設に預けられる子が明らかに増加していると言う事。 これは、悲しい事ですが現実なんですね。いよいよ見学。 この養護学校は小、中、高と持ち上がりの上、しかもクラスがかなり細かく分かれているので教室数がいっぱいでした。小学部は、学年を大きく3つに分け、更にそれを自閉のある子、ない子、知的に遅れの激しい子、割とできの良い子などと、かなり細かく分かれていました。どこに障害があるの?てな子もいれば、マットレスに寝たきり反り返っている子まで・・・。特殊学級と違って障害の幅が明らかに広い。ぼうずは、この学校にお世話になるんだろうか・・・。サポートセンターのアドバイザーは何としても特殊学級に入り込めと言っていた。(どっちがいいんだろう・・。)この前までは無理をしてでも普通学級に入れないものだろうか。そんな事で頭はいっぱいだったのにな・・。
急にぼうずの将来が気になってきた。ここで生活してどういう風になるんだろう・・。もやもやと不安が過ぎり、いきなり高校生の様子を見てみたくなった。お許しを頂き、高校生の教室までダッシュ!みんな掃除をしていた。大きい・・・。もう完璧に身体は大人だ。正直怖い感じすらする・・。一人廊下に立つ私を不思議に思ったのか、いつのまにかみんな周りに集まって来て、なんと私に学校の楽しいところを一人一人述べてくれたのです。ふざけてコケた振りをしている子もいる。みんな笑った。 私も笑った。 みんな、みんな一生懸命生きているんだ。何だかやっぱり涙が出た・・。人気blogランキングへ←ランキングに参加してます。(カチっとクリックして頂けたら嬉しいです!)