2008.8夏の家族旅行~2

16
Nice!

旅行2日目。晴天だった。けれど、都市圏にありがちな湿っぽさはなく、ひたすら日差しが暑い日だった。空気が爽やかで、厚いけれど気持ち良い、そんな日だった。この日は当初、白樺湖という湖の畔のファミリーランドで遊ぼうとか思ってたんだけれど、この蓼科高原は牧場がウリ、とかペンションのオーナーに聞いてたんで、急遽、白樺湖の北方面にある女神湖穂面に向かった。この女神湖の少し北側に、長門牧場というところがあった。この牧場、冬はスキー場になってるらしく、夏は放牧ということで、乳製品がウマイと聞いていた。その乳牛からとったミルクをベースにしたアイスクリームは本当にうまくて、家族そろってアイスクリームをなめていたけれど、タンコロはアイスクリームに顔をつけるようにして食べてたんで、まるでカーネルサンダースのような顔になってた(笑)ここの牧場も、思ったよりも広かったね。まだ、この1日が始まったばかりだといいうのに、子供たちは開放されたような気分になったのか、牧場内を走り回って、大汗をかいてたよ。この界隈、もうひとつ牧場があって、次はそこに行こうということで、早々に出発。途中にあった女神湖のボート乗り場が視界に入ったんで、そこによってみた。足こぎボートもあったけれど、敢えて手漕ぎボートを選び、それも2人乗りだったんで、ボクとタンコロのコンビ、そして秋桜とペイスケのコンビに分かれたんだ。タンコロは滅多にボートには乗ったことがなかったから、最初は怖がっていたみたいだね。すぐにボートを漕いでいるボクの傍に寄ってこようとするんだ。座っているだけで大丈夫だからね、と何度も言ってるうちに慣れたのか、おとなしくなってきた。けれど、顔つきは心地よさそうだった。海と違って、湖は潮風じゃないからね。風が気持ちいいんだ。ふと気がついて、秋桜達の方に目をやったら、ぜんぜんボートが進んでいない。やっと、ボート屋のお兄さんに押されて、湖の中の方に着たけれど、なんだかボートが同じところをグルグル回ってる。一人じゃ漕げなくて、秋桜とペイスケが、一本ずつオールを持ってボートを漕いでたんで、力加減がバラバラなため、ボートが同じところを回っていたんだ。これを見て、ボクは大笑い。なんとか、ボートを1時間ほど楽しんだけれど、滅多にボートを漕いだことがなかった秋桜とペイスケはヘロヘロになってた。この後飲んだジュースがメチャクチャおいしかったよ。それから2つ目の牧場へ。ここは、山羊とか羊、ウサギ、そして子豚なんかに触れられるふれあい牧場というのがあった。ペイスケは動物に触れることに抵抗はないけれど、タンコロはあんまりできないんだ。でも、根っからのイタズラッ子なんで、動物たちの後ろに回って、動物のおしりや尾に触っていたよ。この牧場も冬場はスキー場だそうで、この牧場の山の上には広大な自然植物園が広がっているというので、ゴンドラリフトに乗って行ってみた。いやあ、広かったよ。木漏れ日が、気持ちよく、空気もいいし、汗はかいたけれど、いいお散歩になったと思うよ。長野に来たといいうことで、昼食はお蕎麦。その後、女神湖の傍にあったゴーカート場で楽しんだ後、パターゴルフ場に行った。ペイスケもタンコロも、これがこの日の最大のお楽しみ。プレーとしては二人ともまだまだだけれど、プレーをしながらの秋桜と子供たちの漫才のような絡みが面白かった。ペイスケも、時にはすごいプレーをして驚かせるけれど、タンコロはまだ一人じゃプレーできない。けれど、一人でやろうとするんで、タンコロの順番になったら、ボクか秋桜が補助について一緒にプレーするようにしてたんだ。それでも、タンコロは楽しめたらしく、順番待ちの時はおとなしく待っていなくちゃいけないんだけれど、時には走り回ってキャッキャと笑っていたよ。強い日差しの中、パターゴルフとは言え、ゴルフ場のグリーン場はかなり暑い。さしものタンコロも、プレー後は疲れてたみたいだった。この後ペンションに帰った頃は、もう夕方。確かに、2つの牧場に、ボート、パターゴルフ、ゴーカートと日差しの暑い中楽しんだけれど、ペンションのある高台の高原に着いてみれば、心地よい風が疲れを癒してくれるようだった。タンコロも疲れたろうな・・・と思っていたけれど、食欲も旺盛で、夕食後は部屋に入り、またもやベットの上で、トランポリンを跳ねるようにピョンピョンしてた(笑)この日の出来事を、みんなで話し合い、翌日の帰りまでの予定を話し合っていたら、あっという間に夜は更けていった。気がついたら、強い日差しのために、家族みんなが日焼けし、お風呂に入ったら、みんな悲鳴を上げていたよ(笑)