久々のお医者さん

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Nice!

昨日、少し書いたけれど、タンコロは自閉症だし、知的障害も伴ってるんで、以前は障害者専門療養センターというところに行ってたんだ。一言で自閉症と言っても、その形態は人によって様々だし、今のタンコロの状態を専門家に見てもらって、それ相応の対応をした方がいいと思って、行かせてたんだ。それがタンコロの担当の医者は、女医さんで、昨年末懐妊したんで、しばらく行かなくなってた。そうね、半年以上行ってなかったかな。今日がその通院の日。ボクは、タンコロの言語指導を何とかしたいと思ってたんで、独自に家でビデオを使ったり、絵カードを使ったりして、タンコロに言葉を持つことの素晴らしさを教えてきたつもりだった。けれど、専門家にも意見を聞いた方がいいと思ったし、その療養センターで言語指導をしてくれれば・・・その方がいいし、ボクらの指導にも一本筋が通ると思って、秋桜が話を聞いてくれた。結果として、その医療センターでも言語指導を行っていて、今後定期的に受けられることになった。もともと、タンコロは好きなもの・・・例えば、自転車に関することとか、ウルトラマン・仮面ライダーに関する事とかは、しっかりはっきりした言葉で表現はできてた。けれど、それは自分の気が向いた時に好きな言葉を・・・という感じだったんで、これをなんとか通常の会話に近づけたいと言う思いだった。今日は先生の前で、好きな言葉を書いてごらんということで「仮面ライダー」に関することをいろいろ書いてきたらしいけれど、先生が「うわっ!仮面って漢字でもヒラカナでもカタカナでも「かけるようになったんだ」と関心することしきりだったらしい。いつも、見ているボクらにとってはいつものこと、と思っても、久々にあった医者からしてみれば、そりゃあ驚くだろうな。だって、今から半年前なんて、やっとの思いで「らいだー」とヒラカナで書くだけだったモンね。割合としては月1回ということなんだけれど、それを起点にしてボクら親が頑張ればいい。その手本になってくれるような指導であれば・・・と、今は思っているよ。