大暑の今日は、本当に暑かったよ。エアコンが効いてるはずの会社の中も、人が多いせいか、暑くて、暑くて・・・先週の夏祭りの際、安く売ってたスイカを買ってたのを急に思い出した帰り道。夕食後、スイカを出すように、秋桜に言ったんだ。夕食後、食べやすい大きさに切ったスイカを食卓に出したら、それまで布団の中にいたタンコロが急に食卓にやってきた。偏食家のタンコロは、やっぱりスイカも食べないんだけれど。今夜は食べるかな?と思って、スイカをタンコロに差し出したら、鼻先を近づけてスイカの匂いをクンクン。でも、食べなかったよ。ボクらはスイカを食べながら、「タンコロ、スイカおいしいよ。タンコロも食べようよ。」と何度も声をかけたんだけれど。タンコロは、キャッキャと笑うだけで、結局食べなかったんだ。スイカをすっかり食べ終えた後、タンコロが急に布団から出てきたんだ。何をするんだろう???と思ってみてたら、食べ終えたスイカを皿ごと、片付け始めたんだ。食卓から台所へ運び、スイカの皮と種はしっかり生ゴミ用のバケツに捨てていた・・・しかも、残った皿は、水で洗い流し、そのまま洗い場の中へ置いてくれたんだ。多分ね、今、家でビデオや絵カードの勉強もしてるし、学校でもスイカの絵でも見てたんだろうな。スイカを食べそうな雰囲気もあったものね。片付けは、別にボクや秋桜、ペイスケが片付けを強いたわけじゃなく、タンコロが自発的にやってくれたんだな。りっぱなお手伝いだよ。これで、夏休みの宿題の一つが片付いたかな。