のび太が幼稚園の時、「ことばの教室」に通っていることをある人に話したら、「よく『ことばの教室』に通っている、って口に出来るね。 自分の子供がそこに通うことになったら、 ショックでそんなこと、自分の親にも誰にもいえないよ〜」・・・と、言われたこっちが大ショックな言葉を言われた。言っておくが、「ことばの教室」とは障害のある子供だけが通うところではない。生まれつきの口元の障害等で発音がうまく出来ない子、のび太のように発達障害による言葉等の遅れのある子、また単に「さ行」や「ら行」の発音が悪いだけの子など、定型発達の子もたくさん通っているのだ。誰もが「うちの子だけは障害なんかない」って思いたいんだろうな。・・・で、のび太の障害も打ち明けている友人の二人目の子が「どうも精神面での発達が遅れているような気がする・・・」という事を保健センターに相談したら、のび太も通っていた療育の「ケロケロ教室」(仮名)を紹介されたらしい。ま、彼女のお子さんは何も診断もされてはいないのだが保健センターでケロケロ教室を勧めるということは、未診断ながらも、「もしかして・・・?」と思うところがあったのかもしれない。でも、それも1年も前のこと。で、やっと見学だけさせてもらう気持ちになり、先日行って来たらしい。彼女いわく・・・「アタシ・・・あそこの子供たち見てショックだったよ〜 自分の子をあの子供の中に入れるなんて 絶対に出来ないよ〜 まっぷーはよく、のび太くんをあそこに通わせていたね。 アタシ、毎週通うなんてことになったら、 もう、立ち直れないよ〜!」え・・・?そんなこと言われたら、私の方がショックで立ち直れないんですけど・・・汗・・・「でもさ、のび太はケロケロ教室に通って、 本当に成長したんだよ。 あそこに通ってなかったら、今ののび太じゃないと思う。 言っておくけど、私、のび太に障害があることも、 ケロケロ教室に通ってたことも、 全然、恥ずかしいともなんとも思っていないよ。 だって何も後ろめたいことなんて、 ひとつもないんだもん!」・・・と言うと、「・・・うん、私ものび太くんとまっぷーのことは、 全然そんな風には見てなかったけど、 実際に自分の息子のこととなると話は別。 自分の子供だけはそんなんじゃない、って 思いたいんだよね。」・・・ん、まあ・・・わからなくはないけど、それを私に言う君の気持ちが、私にはわからんよ・・・汗言っておくが彼女は悪い人ではないのだ。私の数少ない気持ちを打ち明けられる友人の一人だ。彼女の長男とのび太は本当に兄弟のようにいままで育ってきたし、のび太のことも彼女は理解してくれて、変な色眼鏡で見ることなく接してくれていた。その信頼している彼女から出た言葉だからこそ、かなりのダメージがある。ショックなことを言われたからといって、これまでと付き合い方を変えるつもりもないけど、ま、ショックはショックであって・・・でも、「障害のある子供」ってそんなに嫌?障害のある子供達の中に入れることってそんなにショックですか?ま、定型発達の子供を育てていない私ですから、そういう気持ちはやっぱり理解できないんだな〜