うーん・・・この本は「自閉症の本」ではないんじゃないだろうか。よくわかる自閉症―「関係発達」からのアプローチ著:小林 隆児法研 序 章 本書を読む前に第一章 「関係発達臨床」が生まれるまで第二章 今なぜ「関係発達臨床」か第三章 「関係発達臨床」の基本にあるもの第四章 <自閉症の三大特徴①>対人関係の障碍を「関係」から読み解く第五章 <自閉症の三大特徴②>コミュニケーション障碍を「関係」から読み解く第六章 <自閉症の三大特徴③>偏った興味、こだわり行動、繰り返し行動を「関係」から読み解く第七章 不可解な行動を「関係」から読み解く第八章 「関係発達支援」で最も大切なこと本書は、普段の判断基準に乗せれば、恐らく「読んでも紹介しない本」になるであろう本だと思います。普段からいろいろな本を読んでいて、その中では自閉症や発達障害を扱ったものももちろん少なくないのですが、実際に当ブログでレビューしているものはその中の一部です。基本的には、「肯定的に読めなかった本」は、文章を書くのがいろいろな意味で難しいので、レビューを書かないようにしています。とはいえ本書の場合、先週の「図解 よくわかる自閉症」とのタイトルつながりで「レビューする」と書いたこともありますし、それなりに大きな影響力を持つ本になる予感もありますので、あえて記事を書くことにしました。そんなわけで、今回の記事ははっきり言って肯定的なものではないです。それどころか、かなり攻撃的なものになってしまいました。それをご理解いただいたうえで、ご興味のある方は読み進めてください。(とんでもない長文になってます。)