昨日から始まった、ちびのくちぐせです。「どうせぼくはみにくいアヒルの子なんだ、はくちょうなんかなれないんだ」「ぼくは大きくなってもずっと、どくしんなんだ。けっこんできないんだ」「こんなへんなかおだから〜」昨日からという事は学校で何かあったのでしょう。それを問いただしても何も答えは返ってきません。今までも「ぼくはすむおうちがない」とか「ぼくのはたらくところがない」とマイナス思考のくちぐせばっかり。そんなに、この子達に未来はないのでしょうか?すると旦那が借りてきた本に目を留めてちびは、おもしろい、と読み始めました。ふしぎだね!?ADHD(注意欠陥多動性障害)のおともだち (発達と障害を考える本)/えじそんくらぶ 高山 恵子 ¥1,890 Amazon.co.jp 私のひざの上で読んでいました。前半のまんがの部分しか読んでくれませんでしたが次から次へと読んでくれて、読み終わるとすっくと立ってあっちへいってしまいました。この本は小学生にもわかりやすく出来ています。みんながこれを読んでくれたら・・・ちびはそろそろ、自分を知る時期にきたのかもしれないな。自分が何で支援学級にいるのか将来の夢を考えたときに何が出来るのかわからない現実が押し寄せて不安を訴えてるのかもしれない。そうしたらこういう本をもっとたくさん読ませてあげたい。おにいと同級生の支援学級のA君は小学生の頃から児童センターに通っててそこの料理クラブが大好きで毎週通っているうちに料理が好きになり将来は調理師を目指すんだと言っているそうです。進学する高校も決まっているそうな。私はあっちへ行ってしまったちびに、こういいました。みにくいアヒルの子はね、きれいな白鳥になるんだよ。ちびは「がちょうだよ」といってまた逃げていってしまいました。