昨日の記事にも書きましたが、泣きべそで帰ったのび太。
理由は昨日の記事にしたことだったのですが、
もうひとつ、ブルーな出来事があったらしい。
「学活の時間に『自分の机の中をきれいに片付けよう』
って、言われたんだけど、どうしたらいいかわかんなくて、
手を挙げて『どうやって片付けるんですか?』
って聞いたら、
『そんなことは自分で考えろ』って。
そして、みんなに笑われた。」
年末の個人面談のときに、のび太の机の中が汚い、
ということで、机の中をチェックしてきたんだけど、
確かに汚い。
それは、家ののび太の部屋を見れば分かることで、
明らかに、どうしたらいいのか分からないのだ。
家ではジャンパーをかけるところ、ランドセルを置くところetc
ちゃんと決めていて余裕のあるときはちゃんと決めた場所に
置いているのだが、
いつの間にか、足の踏み場もない状態になる。
・・・でも、片付けよう!と言われれば、
場所が決まっているから、片付けられる。
でも、学校の机の中の整理の仕方は
だれも教えてくれないのだ。
年末の個人面談のとき、
「学校でよく、物をなくしてくる。
きっと、机の中とか汚くて、ぐちゃぐちゃにして入っているんだと思いますが・・・」
なんて話をして、のび太の机の中をチェックして来たことがある。
だから担任のKP先生は
のび太の机の中が汚いことは知っているし、
当たり前と思うことも
のび太は指示の意味が理解できないことも
私は何度も伝えている。
不安そうにしていたり、判らないと訴えたときは
特に細かく箇条書きにして指示して欲しい、
ということも何度も何度も伝えている。
漠然と「机の中を片付けよう」の指示が理解できるはずもなく、
本人が「どうすればいいんですか?」
と、質問したのに、「自分で考えろ」とは・・・!
そしてクラス全体から失笑されてもフォローなしだし・・・。
この段階で泣きたくもなるだろう。
でも、我慢したらしい。
・・・で、さらに追い討ちをかけるように、
ほっぺたに雪球が当たって、爆発したらしい、のび太。
担任のKP先生は2年間も担任だった。
2年間、ずっと、お願いしてきた。
でも、のび太の困り感は理解できていなかったのだ。
先生から見れば、昨日の事も「些細なこと」かもしれない。
でも、こういうことが子供の気持ちの中に積もり積もって、
自己評価を低くしていくのだ。
がっかりだよっ!
・・・脱力・・・。