親友達はフトコロがでかい話(後編)

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Nice!

昨日のを見返してみると恨み節みたいになってるけど別に
親にどうこうは思っていないのを理解していただきたい。
親父はさておきオカンは尊敬してるし感謝もしている。
雀荘を廃業し一念発起して現在営んでる工場をはじめたのも
大きくしたのもオカンの踏ん張りがあってこそだ。オカンは強し。
僕自身、麻雀はおろかバクチは一切しないのも人生にはプラスだ。
まぁ人生がバクチみたいなもんやけど。

毎度。ト ッ トです。

では昨日の続き。

年末にうちで集まる機会があった。

心許せる奴らなので隠すつもりも無いし理由も無いので
一通り食べて呑んでまったりモードになった時にひな坊のことを話してみた。
ひな坊は子供達とたわむれのんちゃんはおっちゃん達の膝の上にチョコンと座っている。

「ひな坊な、発達障害があるねん。」

一同僕のほうを見た。

「言葉の発達が遅いねん。」

シェーン 「え?喋ってるやん。」

トット  「んーまぁ単語つなげてるだけかな。」

シェ 「それが会話いうもんちゃうん?」

ト  「まぁそうやけど。」

シェ 「ん?なんやようわからんな。ハッキリ言いなさい。」

ト  「自閉症って聞いたことあるやろ?」  

シェ 「あるな。詳しくはしらんけど。」

ト  「言葉が遅かったりするんやわ。」

シェ 「そうかな?お前よりよっぽど噛まんと喋ってるけどな。」

そおゆう問題ではないんやけど(笑

ト  「空気がよめんかったり。」

シェ 「お前も相当なもんやと思うけど。」

んーだからそおゆう問題ではない。

ト 「まぁよおするにちょっと変わり者なんやわ。」

シェ「まぁお前の遺伝子受け継いでるからな。」

んー説明が難しい。

シェ「な。ちょっとこの面子見てみ。」

見渡してみた。

シェ「普通の奴おる?(笑)」

ト「おらんなぁ。(笑)」

シェ「個性やろ?それでええんちゃうん?」

ト「そやな。」

ちょっとズレてはいるがなんか納得させられてしまった。

いろいろ思い返してみるとそうかもしれない。

ト「○○で○○ちゃんが○○中学の奴らとモメてるらしいで。人数多いらしい。」

シェ「よっしゃいこか。ちょとっとまって。着替えてくる。」

といって胴衣を着てヌンチャクを持って出てきたシェーン。

シェ「これって靴下脱いだほうがええかな?」

ト「どっちにしろかっこ悪いと思うけど。」

結局、ヌンチャクなんざ使えるわけもなく柄の部分で相手を突きまくっていたシェーン。

その後、いろいろ喋った。あほな昔話。
一風変わった純粋な奴らと普通ではない話をしていくうちになんか気分が晴れた気がした。

ト「ひな坊がみんなの子供と遊んだりする時に融通がきかんかったり乱暴したり
  トラブルいろいろトラブルになるかもしれん。同じ小学校になる子もおるし。
  迷惑かけるかもしれんけどその時は頼む。」

シェ「そんなん当たり前やし。詳しいことはよおわからんけどいったいお前は
   何を心配してんねん。ごちゃごちゃいわんでええねん。小さい奴っちゃな。
   今、お前が一番普通違うぞ。」

ト「かもしれんな。まぁほんま頼むわ。」

シェ「わかったって。お前は今までどおりにしろ。変わるな。」

ト「はい。」

今更ながらというか当たり前なのだがやはりよき理解者達。
「大変やなぁ・・・」などの表面上のセリフなど一切無い。
ドストレートに「個性やろ。それでええ。」と言い切る潔さ。
なんの偏見もなしに今までどおり付き合ってくれる連中。
やはりこいつらは僕の宝物である。

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