裁判所とは・・・法律とは・・・

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Nice!

飲酒運転

飲酒運転によるは事故は、後を絶たない。
絶たないから、法律が変えた、とボクは認識している。

そういう意味では、この元福岡市職員“今林 大”が引き起こした飲酒運転事故は、大きい意味を持つし、注目している。

この今林を、殺人犯と同じように裁けなくて、何故法律が変わったのか、変えたのにそれを採用できない福岡地裁の川口裁判官は、なにをどう考えているのか分からない。

裁判所というのは、新しい法律ができても、前例がなければ判断を変えようとしない傾向が、とにかく強い。
もし、この福岡地裁が殺人罪と同罪とみない裁き方をして、被害者の子供たちの親が、今林を殺しに行ったら、裁判所も、そういう運用ができない法律を作ってしまった国会は、どう責任をとるのか。

見ていて苦しくなる。
今林は、これまでも社会的制裁を受けてきたが、これは墓場にはいるまで裁かれ続けなければならない。

飲酒運転は、酒を一滴でも飲んで運転してしまったことを意味してる。
どんな事情があろうとも、酒を飲んで運転し、それで人を殺めてしまったら、それは殺人なんだ。飲酒運転中にわき見運転をしようが、それは飲酒してることが原因。

国も、裁判所も、外因をいれず、客観的判断をしなければならないと思うなら、加害者の人権じゃなく、もっと被害者、そして被害者の家族の心情と人権を考えるべきだ。
どうも、お役所とは裁判所というところは、保守的で保身のことばかり考えているな、と思う。

この事件は1月に判決が下されるらしい。
被害者家族が泣きをみない判決を期待してる。