『 こどもの心(電話)相談 』 と言うラジオのコーナーがあります。
現在はNHK第一放送の「ラジオほっとタイム」の中で、毎週木曜日14:30過ぎからニュースをはさんで15:30ごろまで放送しています。
運転中とか、タイミングの良い時はなるべく聴くようにしています。
ずっと前の崎尾英子先生のお話が心地良かった記憶があります。
独身の頃からだから、もう十数年のリスナー歴になるでしょうか。
今日のアドバイザーは、児童精神科医の石川憲彦先生でした。
(内田良子氏・小林正幸氏・山崖俊子氏ら4人で毎週交代です)
今日のADHDと診断された三歳の孫を持つお婆さんから相談の中で
「もし自然界で、幼い生き物が何かに集中しちゃうとどうなる?(強い生き物に)食べられちゃうよね。何かに集中し過ぎず、注意があちこちに及ぶ事は自然界を生きぬく為に幼い生き物に備わっている本能なんですよね。でも人間界ではそれが認められないよね。多くは10歳を過ぎたら多動は落ち着いてくるものなんです。100のうちの1でいいから、良いところを見つけて認めてあげて下さい。」
と石川先生は(※ 殿父の勝手な解釈)おっしゃっていました。
ADHDの子どもを理解しようとする時に、石川先生の説明は”切り口が違うな”と感じました。(いい意味で) 子どものどんな状態も肯定的に捉えることから始まっているようで気持ちがいいです。
電話相談のコーナーは、わりと不登校の相談が多いのですが、今日の様に障害系の相談もたまにあるので勉強になります。