切ない再会・・・

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Nice!

先日、特売日でごった返すスーパーで同級生を見かけた。

隣のレジに並んでいる彼女は、中学も高校も同じ。

クラスも同じだったこともあって、親しかったこともあった。

声をかけよう〜!!!

・・・と、タイミングを計っていたが、
人ごみだし、彼女はまったくこっちを見ない。

あ〜・・・声かけられないかなあ・・・

などと思いつつ、レジを待っていたら、
ふと、彼女も私に気がついたようだ。

あ・・・っと、手を上げかけたとき、
ふと、目をそらされた。

子供の手を引いていた。

あれ・・・?気がつかなかったかな?

・・・と、思ってじっと彼女を見ていた。

彼女はもう一度、ちらっとこちらに目をやり、
軽く首を振った。

イヤイヤ・・・とでもするみたいに・・・。

声をかけるのはやめて、ってことかな?

・・・どうして・・・?

などと思いつつ、彼女を気にしつつ、レジでお金を払っていた。

彼女が私の横を、軽く会釈して通り過ぎた。

・・・そのとき、ふと、彼女の子供に目をやった。

あ・・・!!!

ダウン症のお子さんだった、と思う。

ダウン症の方は、独特の顔つきがある。

療育でダウン症のお子さんも何人かいたから、すぐわかった。

そうか。

ごめんね。

触れられたくないこと、あるよね。

私だって、何度、同じような気持ちで街を歩いたことか。

「お願いだから、知っている人に会いませんように」

と願いながら、買い物に出かけていたこともある。

だから、わかるよ。

今はそっとしておいてほしい、って事だよね。

心の中で「頑張ろうね」とつぶやいた。

今度、会えたら、そのときは声をかけてほしいな。


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