みんなでおやつを食べていた。
いつもなら、家族3人にキッチリ分けるんだけど、
ポッキーをガサッと袋から出して
3人でなんとなく、食べていた。
残り少なくなった時、のび太が我先に!という感じで、ガッツキ始めた。
ふと…
「はい、これお父さん!これ、お母さん!」
と、一本ずつ分けてくれた。
「へえ〜のび太、エラいね〜
いつもなら少なくなると独り占めするのにね〜」
と言うと…
「お父さんとお母さんも食べたいかな〜って思ったんだ。
相手の気持ちを考えてみたの」
相手の気持ちを考えてみた…
「そうか〜えらいなあ!
相手の気持ちを考えてみて
分けてくれたんだ!
ありがとう〜のび太!」
べた褒めされて照れるのび太。
相手の気持ちを考えることを覚えた、自閉症ののび太。
旦那とふたり、ちょっと…いや、かなり感動してありがたくポッキーを食べる…
土曜日の午後でした。
しあわせの味でした。
今日は携帯からでした。