「のび太のための」特別支援

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Nice!

本日、二つ目の記事です。まず。はじめに前の記事をお読みください。

学校に行ってきました。

なんというか・・・

K先生(のび太を4歳から指導していただいた言葉の教室の先生、現在は教育委員会の特別支援担当)が、いらしてくださったので、
話は早いし、問題なく、終わりました。

夏休みにK先生の特別支援児童のサマースクールでの様子、
担任のKP先生から聞いたのび太の今の様子、
そして、家での様子・・・

いろいろ考慮して、実際に個人的にコミュニケーション指導というのは
無理がある。
どういう題材で指導するか、など、
あまりにも幅が広すぎて抽象的過ぎる。

本来ならば、のび太のような子にはサマースクールでやったような
少人数での療育が一番いいのだが、
現在、それを行うことは、K先生には忙しすぎて時間がない。

で、実際にのび太が困っていることは、
困ったとき、パニくった時のことを「ことば」で表現できない、

相手の言っている「ことば」を正確に理解できない、

と言うこと。

ならば、その都度、
「担任が文字や図で表す『コミック会話』や、
『ソーシャルスキルトレーニング』的な
段階を踏んだ説明、指導をすること」

いつも秋になると、のび太は落ち着きがなくなり、
気持ちもブルーになるのは、
文化祭などの学校行事でスケジュール等の変更が
多いからかもしれないので、
面倒でも、今日の時間割の変更を書き表す、
小さいことも、とにかく、書き示してみる。

家でも、これまでどおり、視覚的に訴える。
言葉の使い方や、対人関係の点で、
「これは絶対に」と思うものは、書いて示して、
ファイルしておく。
(幼稚園時代に書き溜めてファイルしたものを、のび太は時々、
見ている。これを、この先も書きためておけば、
成長したときにのび太のコミュニケーションのために
大きく役立つはず、とのこと)

何かあったときに
「ま、いっか」と、笑って受け流せることの重要性と、
「これだけは反論しなければいけない」場合とあることを
いろんなパターンを教えること。

それを取捨選択できるようになることが理想。

と言うことでした。

と言うわけで、放課後指導は特にありません。

何かあったときに、その事柄について
担任がソーシャルスキルトレーニングする。

・・・できるか???

え〜???!!!

担任KP先生は、私とK先生が話しているのを、
ず〜っとメモっているだけで、
KP先生の話をしても、特に相槌を打つでもなく、
とにかく、メモる、メモる、メモる・・・・・

・・・正直言って、やっぱり独特な同じ雰囲気をもつKP先生・・・

ま、K先生のお話を事細かくメモっていたので、
大丈夫かな?とは思うけど・・・

K先生のお話では、のび太は場所、人によって、
言葉や態度をちゃんと変えていること、

かなり、柔軟性が出てきていること、

「これをやる」と決めると、思い通りにできるまで苛立つけれど、
ちゃんとやりこなせるようになったこと、

・・・と言うことでした。

のび太は今、泳げるようになったことで、
とっても自己評価が高くて、精神的にも最高の状態。
このままを維持したいけど、
いつも落ち込んでしまう秋に向けて心配なので、
学校でなんでも視覚的に物事を伝えることで
精神の安定を保てるように・・・

と、指導していただきました。

K先生、ありがとうございます。

とにかく、個別の放課後指導は設けずに、
そのたびに、KP先生がソーシャルスキルトレーニングしてくださるらしい・・・

どうなんだ?

大丈夫か?

おかげさまで、ぐにゃぐにゃしたブルーな気持ちからは脱出・・・

とにかく、この場を設けてくださった学校と、
K先生に感謝です。

やっぱり、のび太は恵まれてるなあ・・・

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