アルバイト時代。

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Nice!

アルバイト時代の話をします。

念願の大学へ合格し、短大卒業後、大学へ通い始めました。
短大と大学を合わせると、長〜い学生生活を送っていたことになります。

私のような田舎から東京に出てきた貧乏学生はアルバイトも欠かせません。
だから私は、長い学生生活と同時に、長いバイト生活を送っていたわけです。

ですが、私の働きっぷりは、それはそれは酷いものでした。
それは今思えば全て「アスペルガーならでは」の出来事ばかりでした。

仕事能力の低さを自分でも責め、周りにも責められ、精神的にかなり追いやられました。
けど私は、諸事情で親からの学費支援がありませんでした。
だからバイトは何としても続ける必要がありました。

仕事能力が低いと言うよりも、自分に向いていない仕事をやっていたから、結果的にそうなったのです。
向いている仕事を選べば、ここまで苦しまなかったと思います。
でも当時は自分がアスペだと知らなかったわけで、自分の能力について冷静に考えたりしなかったのです。

私はずっと接客業(ファミレスなど)をやっていました。
アスペの人は、その障害ゆえに接客業が向いてないと言われています。(人によりますが。)
なにせ「想像力」に致命的な欠陥を持つ脳障害です
次に何をすれば良いのか、言われるまで想像できません。
指示された事しか出来ないようでは、お客にも同僚にも嫌われます。

それでも「努力を続ければいつか慣れてくる」と信じて、接客業を続けました。しかしその「いつか」は来ませんでした。

自分がアスペだと知っていれば、最初から接客業など絶対に選ばなかったはず、無駄な努力も続けなかったはず。
改めて自分の障害を知らなかったことを悔しく思います(;;)

次回は私の無能な仕事っぷりを具体的に書いてみます。