特別な支援

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Nice!

また更新が滞ってしまいました。この一週間はかなり忙しく、珍しく日々の仕事を溜めてしまいました。とりあえず昨日のスーパービジョンで一区切り。今日は残務整理に追われました。
数カ月に一回のスーパービジョン。今回は、困り感のない親御さんへの支援...というような論点でしたが、なかなかよかったです。特別支援学級入級判定が出ている子ですが、親御さんが拒んでいるため、普通学級在籍4年目になります。しかも不登校です。(確かに、入学当初から特支学級へ入級していたら状況は変わっていたかもしれませんが、何ともいえません。)よく「特別支援学級へ入級させないことは、子どもの発達を阻害している」というような意見をよく耳にします。(実はこういう話には反応してしまいます。私の教室の子どもたちの多くが普通学級に在籍しているからです。これには賛否あるかと思いますが、このお話はまたいつか。)今日、ご意見をいただいた先生は「まわりがどれだけ望んでも決めるのは親御さん。強制力をもって親御さんを責めるのではなく、長期戦で中学入学を見据えて焦らず寄り添って」とおっしゃいました。「移籍は絶対条件ではない。今は特別支援が始まっているので通級ができるはず。」とも。子どもに合った指導をすることなんて当たり前のように思われがちですが、実際問題、現場ではなかなか難しいものがあるようです。なんだかとても温かいものを感じました。
スマイル度 ★★★★★