今年の家族旅行〜その1

38
Nice!

毎年行ってる夏の家族旅行。
実は事情があって、今年は行く予定がなかった・・・というか取り止めようとしてたんだ。

ペイスケも中学1年になり、夏休みは部活で忙しかろうと、という思いがあったんだけど、我が家は夏の旅行については、日程的に8月7日を中心に、8月最初の週末の休みを利用してたんだ。
これは、統計的に8月7日というのは晴れの日が多いということが根底にあるんだけど、この時期、ペイスケは休みが取れないだろうということと、ボクが4、5月に体調を壊していたことに起因して、休みが取れそうにない、ということが原因だった。

気がつけばペイスケも再来年、受験かあ・・・と思っていた。
ということは、家族そろっての旅行は、今年と来年しかチャンスがないということに、ハタと気づき、急遽、6月下旬に宿を予約したんだ。

そして、あっという間に出発日前日。
このとき既に、ボクは夏風邪をひいてたし、仕事も穴を空けらない状態になってた。

正直、出発日当日は体調的にきつかった。
前夜は早めに休んだけど、当日、秋桜のチョンボで、ボクの頭の血管が切れそうになってた。

そんなこんなで、ようやく昼前に出発。
助手席にタンコロ。後部座席に秋桜とペイスケ。
大した渋滞もなく、車内はしゃべりまくるペイスケと秋桜、そして車窓から熱心に大好きな車を眺めるタンコロのコントラストが素晴らしく(笑)、朝、秋桜のチョンボで切れそうになってたボクの血管も元に戻ったらしく(笑)、少しずつ笑顔を取り戻していった。

途中のパーキングで遅めの昼食をとるため、休憩。
レストランに入ったけれど、まあ、とにかく暑かった。
暑くて、ボクも秋桜もペイスケも涼しげなものを食べていると言うのに、タンコロはそんなことにもお構いなく、熱々のラーメンを笑顔で食べていた(笑)

そして再出発。
時速130キロ平均で飛ばし、目的の宿には夕方5時前に着いた。
着いてから、気がついたけれど、ボクは風邪引いてたんだ。
それから、疲れが少し出てきた。

夕食後、花火を楽しもうと花火を買っておいたんだけど、疲れてやらないまま。
だけど、宿・・・ペンションだったけれど、ペンション前の庭に出て、夜空を見上げてみた。
なんでも、この日、流れ星が見られるかもしれないというので出てみたんだけれど、流れ星は見られなかったものの、夜空に浮かぶ星たちが綺麗だったよ。
東京や都市圏では見られない星たちが、夜空一杯に綺麗に輝いていた。

ボクは、タンコロの手を引き「タンコロ、あれはお星様だよ。いっぱいお願い事しような」と言ってた。流れ星でもないのにね。
タンコロは「とうさん!」と言いながら、一生懸命夜空を見上げようとしていたよ。
可愛かったね。

その日は、それから家族そろって露天風呂に入って早めに休もうとしてた。
けど、興奮した子供たちが、ペンションを満喫しすぎて、なかなか寝ようしない。

遅い遅い旅行初日の夜は、そういうふうに更けていったんだ・・・(続く)