かーくんは弟のまーくんのことをどう思っているのでしょうか?
「弟」という概念はまだ理解できていません。「たいてい一緒に居る、時々ちょっとじゃまな子ども」くらいでしょうか。
たまにまーくんのすることを眺めていたり、「まーくんねてる」とか「こけた」とか言ってみたりしていますが、基本的にはほとんど関心がないように見えます。
しかしここ最近、ちょっと悪い意味で関わりが出ています。
まーくんが遊んでいるおもちゃを、ことあるごとに取り上げてしまうのです。たいして欲しくなさそうなものであってもそうするので、取り上げること自体がかーくんの遊びなのでしょう。もちろん注意してみてもそ知らぬ顔です。これにはちょっと困っています…
そんな「優しくない」お兄ちゃんですが、まーくんのほうは徐々に関わりを持ちたがるようになってきました。
先日も和室で寝そべっているかーくんに突撃していって、抱きついたり布団をかぶせたりしてはしゃぎ始めました。
そのときのかーくんはというと、ちょっと困ったような、微妙な笑顔を見せながら、しかしまんざらでもなさそうにまーくんの相手をしていました。
そんな光景を見ていて、あぁやっぱりこいつらも兄弟なんだなぁ、とちょっとしみじみしてしまいました。