( 大きなチャレンジだった裏磐梯の宿泊学習 これはピースなのか・・ツーデイズ=あと2日という意味なのか? )
福島県 裏磐梯の宿泊学習は 私達家族にとっては大きなチャレンジでした。
前後の雑な事を考えからのぞいてみると・・・良いことでもあり、頼むよ〜と思うことでもある1つの出来事がありました。
今日、はじめて校長先生から・・・まこちゃんは 1日目にホームシックにかかって泣いたことを伺いました。泣いている まこちゃんに校長先生がそっと英語で話しかけてくれて、まこちゃんは少しずつ落ち着いて・・『スリーデイズ』
校長先生「そうだよ。スリーデイズがんばれば お家にかえれるよ」
『スリーデイズ・・・』
校長先生がそばにいてくださったおかげで まこちゃんはホームシックで不安だった気持ちを抑えて 一晩をがんばり 翌朝は元気になったということでした。
先生からは 「1日目は食欲がなかったので、パンをあまり食べられませんでした」というお話ししか聞いていなかったので=話をする時間もとれなかったのです=
ホームシックにかかって 泣いていたけれど、校長先生になぐさめてもらい納得して3日間をがんばれたという まこちゃんのがんばりを たくさんほめて『まこちゃん ホームシックになって泣いたんだね。がんばったね。えらかったね。』とハグしてあげることができませんでした。
今日は たくさんほめました♪
まこちゃんの過去のことから考えると、顔が腫れてしまうほど・・・だったのですが・・翌日のハイキングの写真では 顔は腫れていなかったので、ものすごくがんばったんだな〜と思います。
先生・・・泣いたことを教えてほしかったです。泣いたことがいけないんじゃなくて、まこちゃんが泣いたときに周りはどうしたのか? まこちゃんはどうやって克服することができたのか? ということと、
旅行の後は ストレスが大きくかかってきますから、そのときに、心理的にどのような負担が強くかかったのかを知ることは とても重要な情報になります。
このところ、指の皮をむいたり ストレス行動が多くでていて、学校にひとりで行かない=不安 という表情を強く見せたり・・・原因は何なの? 複合的なことなの? 1つのことなの? と疑心暗鬼にならずにいることができたかもしれません。
子どもが生まれて初めて行う大きなチャレンジです。何もない方が変なんです。何かあったときにどのように対応し、どのような反応があり、どのようなストレスがかかっていたのかを知る事はとても重要なことなんです。=それを保護者に知らせないことは 保護者の不信感を強くかうことにもなります。
感謝されることが、不信感になったのでは 先生の努力も水の泡です。
情報は しっかりと家庭に話をしてほしいと思います。そして がんばった まこちゃんを いっしょにほめることができたら、素敵だったんですけどね・・・残念でした。
そうそう、学習を整理する話でした。
くもんの「日本語」のプログラムを辞めました=退会。
明日は「数学」のプログラムを辞める連絡をします。
日本語は 通信教育をとっていて順調だったのですが、日本語で応える問題の「独特な答え方」が私にはわかりません。まこちゃんも??という事があり、解答集があるといいんだけどね・・・で 問い合わせたところ、日本語の通信教育では解答集を渡さない ということでした。
それでは 1回目に間違って 2回、3回と間違ったまま学習を続けることになり、「くもんの学習の本来の考え方と違うんじゃありませんか?」と質問したのですが、
○もともと外国人向けのプログラムだから。→まこちゃんはアメリカ人です(怒)
○もともと大人向けのプログラムだから。→現在CDで学習できているので問題外。
○このプログラムはもともと通信教育のプログラムではないので。→公式HPには通信教育が可能とある。
○解答集は教室の先生と話をしてください。A先生の教室ではお渡ししていませんし、他の教室でもわたしていません。→解答集をいただかないと 間違った時にすぐに修正ができません。すぐに訂正できなければ何度も同じ間違いのまま 覚えてしまいます。それでは学習になりません。通信教育で家庭で指導するのは無理だと思います。
教室の先生の主義主張も指導方法もあるでしょうけれど「それって通信教育に対応できていないんじゃないんですか?」と意見はしました。
日本語以外の通信教育では 解答集を送ってもらえて、家庭で子どもが学習して保護者がチェックして いっしょに考えて直してという形ですすめていますが・・日本語はとても特殊な分野のようです。
私は話をしながら「日本語」を継続したいな〜と思っていたのだけれど・・決定的に譲れないこと=まこちゃんの障害特性=自閉傾向 を考えると 間違ったまま覚えて それを何日も経過した後に訂正するというこの日本語教室の指導方法では 間違って覚えたこと正しい答えに修正するという非常に大きな労力を使うことに追われてしまい 不必要な努力をするだけになってしまう・・・と先が見えていました。(爆)
日本人の外見で難色を示された部分もあって 外国人の為の日本語教室だと当初から難色を示された点もあったし・・・これはもうはじめからご縁が無かったんですね・・・とても残念に思いました。
通信教育の数学の方は 何の問題も無いのですが・・・四則計算と分数、小数点はできるようになったので いま必要としている学習の方にシフトしようと思いました。
いろいろとありますがそれと学習指導は別で・・・
教科学習を一生懸命に指導をしてくださっています。応用問題も、図形の問題も 英語の教科書を使って 辛抱強く丁寧に教えてくれます。
1学期中、先生にお任せしていましたが、2学期からは学校と家庭の連携をとってより効果的に理解力を深める必要があります。基礎基本をしっかりとゆらがないように学ぶために、 同じドリルを使ったり 家庭で繰り返しができる教材を使って しっかりと理解できるようにしていく必要があります。
校長先生からは まこちゃんは すでに因数分解を解ける力があるので、数学力も得意な力として大切に伸ばすために 担任としっかり連携をした方がいいとアドバイスを頂きました。
日本語に興味を持って 話し出していること、国語の先生=担任も専科の先生も 言葉の学習を学校と家庭で連携して学習した方が良いというお話しをしているし・・・
国語の力も 学校と連携で 家庭の学習を大切に考える時に来ています。
校長先生からは まこちゃんは何よりも「概念」を必要とする子なので、概念がない学習は能力をのばせないこと。概念が入って 理解して 前に進むから その能力を大切に育てようとお話しをいただき、さらに英語力をもっと伸ばそうとアドバイスを頂きました。
そこで・・・まこちゃんが心のよりどころとしている 英・英語は継続をして、通信教育を辞めることにしました。通信教育は 必要としたときに すぐにはじめることが可能です。
来年度の進学を考えたときに 一番 必要な能力を 高める事が必要だと思っています。
以前、ブログで紹介をしたことがある コロロETセンターに連絡をとって 定期的に言語や行動のチェックアップをしてもらう事は可能かどうか 問い合わせようと思っていますが、とても混んでいると聞いているので、どうかな・・・。
まこちゃんに必要なことを考えて・・・はじめたり やめたり・・・慣れたことを辞めるのは親の方に勇気がいるんです。
けれど、ここらへんで まこちゃんの生きる力に可能性をつけるために 学習量の調整をすることは やっぱり必要なんだな〜と・・・思っています。