[シリコンバレーでの私たちの暮らし]大阪大学大学院の生徒さんに講義させてもらいました。

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Nice!
先日、大阪大学の大学院の学生さんたちに講義させてもらいました。いつもは学部の1年生ですが、今回は大学院生で、博士課程の方達がいらっしゃって、いつもの学部の学生さんたちと比べて年齢差は4−7歳とか差があるのですが、この差は大きいですね。学生さんたちが在学中にほんと、大きく成長しているのがわかります。
いろいろ話しましたが、話した中の一部で、夢を持つということを話しました。これは、他の学生さんたちにもつながるかなと思ったので、ちょっとここにも記載。
今の学生さんたちはネットが発達したおかげで、社会的に成功した人というのが、すごくわかりやすくなっていて、若者に対するプレッシャーというか「成功」の図や「夢をもつ」の図が、なんだか、学生さんたちの一人一人の望みとは関係なく一人歩きしている時がある気がします。
ジョブズを目指せ、ザッカーバーグは夢を持っていたと言われても、それは、あくまでジョブズの人生、サッカーバーグの人生です。目指したくて目指すことはいいことですが、そういう大物になったら夢が叶うんだよ。というのを一度は刷り込まれる時代になってきている気がします。大きな夢をもっているとすごいみたいな。
じゃ、大きな夢を持っていないと幸せじゃないのか?ということ。
自分の幸せは自分の中で起こることで自分の中でしかわからないわけです。夢を達成したから100%幸せになれるわけじゃないし、今、夢を持っていないことで、焦る必要もないわけです。人間って、幸せだわー!と心から思う時は、すごく身近な事からなんですよね。
子供が初めて笑ったとか、立ち上がったとか。大好きなパートナーが、まんべんの笑みで「ありがとう」と言ってくれた時とか。
1時間並んでかったケーキを奥さんが食べて、

本当に美味しいわー。うれしいわー。

と笑顔で言ってくれた瞬間とか。疲れ果ててる時に子供達が

お母さん、いつもありがとう。

といわれたとか。
一人でいても、自分が不思議に思ったことを突き詰めることができたら、やった!と思いますよね。あぁ。よかったと。自分がしたいことをしてる時とかに感じるわけで。
夢ってそういうことがあって、沸くものだと思うのです。たとえば、逆の場合もありますよね。
自分がすごく辛い思いをした。けど、なんとかそこから脱出した。他の人には、この辛い思いをして欲しくない、もう自分だけ十分と思うこともあるわけです。その時に、同じ辛い思いをした人を助けたりとかできれば、それはそれですごく嬉しいだろうし、幸せだろうし。
なので
「夢がないんです。」
という学生さんたちは、まずは自分が好きなことや好きな人(別に恋人じゃなくて。家族でも友達でも)を探してくださいという話。ジョブズだって最後は家族で過ごすことをチョイスしました。家族で過ごさないで、もしくは自分が好きな場所や、思い出の場所ではなくて、会社の机の上で最後は死にたいと思う人は少ないですよねぇ。
平たく言えば、そういうような話もちょこっとしました。他は涙ぐむ生徒さんもいて、それなりに伝わったかなーと思いました。
ちなみに私がすごいなーとか感動するのはこんな時(ココをクリック)⇨
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こうやってうちの息子だけじゃなくて、自閉症の人たちやその家族が社会で理解されて、社会とつながりをもって、楽しく生きてくれることが私が幸せと感じるところなのでしょう。だからVoice4uを作ったんだと思う今日この頃....。