母の予後を聞きに病院へ

3
Nice!

誤嚥性肺炎かと疑われた認知症の母ですが、
尿路感染だったようで、抗生物質が効いて、
感染を示す値がすっかり正常に戻りました。

昨日から病院の全粥が始まったそうで、
また勢いよく食べ始めました。
むせないでよ~T T 

お見舞いの時に顔のムダ毛を剃ろうと思ったら、
看護師さんが剃ってくれてきれいになっていました。
昨日は浣腸もしてくれてすっきりしたそうで、
感謝感謝感謝しかありません。
来週退院です。
もうだめかなと何回か覚悟をしましたが、
本人の復活力もすごい。

ちょうど入院していた病院は、
母が看護師をしていた病院。
若かった母のことを思い出しました。

定年間近になると、次第に記憶力が悪くなったり、
いままで出来ていた注射が打てなくなったり、
カルテの整理ができなくなっていき、
今思うと認知症の足音がひたひたと迫っていたのでしょう。

定年退職してしばらくすると、
趣味だった庭木の手入れも、編み物も、料理も
ゆっくりゆっくりとできなくなっていきました。
家にこもって、死にたい死にたいと言うようになりました。

かなりぼけてしまっても、一緒に住んでいた父の食事の支度をずっと気にしていて、
病院に連れていって、会計でお金を払おうとすると、お財布に
乱れた字で「 お 父さん おさし み 」
と走り書きしたメモがよく挟まっていました。
ヘルパーさんをを家に来てもらおうとしても
「誰?!あなた失礼だわ!他人さまにやっていただくことなんかありません。」
と玄関で追い返してしまう、かわいくないおばあさんでした。^^

今はすっかりぼけてしまったので、たまに「いたたたた!」と抗議するくらい。^^

昨日、くちびるが乾燥していたのでリップクリームをつけようとしたら、
反射的に「あーんぐ」と口が開いて
食欲あり!の感じでした。

来週、介護タクシーで退院です。
またグループホームで受け入れてくれるそうです。
しばらくしたら次はいよいよよ特養かな・・・
この先、延命措置をどうするのか、とか、
いろいろ家族で決めないといけない場面が出てくるでしょう。
決めるときはきっとものすごく葛藤しそう。
いろいろ分かってはいるのだけれど。

後悔のないようにしたい。

読んでるよ!のクリック、うれしいです