1週間主夫をやってみて(あるいは、エコサイクル家事のススメ)(1)

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Nice!

前のエントリで書いたとおり、我が家に2人めの子どもが生まれました。そのため、妻は出産のためにしばらく入院することになり、その間の家事一切は私が切り盛りすることになりました。これは偶然もありましたが、ちょうどゴールデンウィークとタイミングを揃えることができたので、比較的少ない有休取得(と配偶者の出産に伴う特別休暇)の取得で、長期休暇をとることができたので、それを全部充ててやりくりすることにしました。その期間、おおよそ1週間。この「1週間」については、完全にひとりですべての家事・子育てをやる期間で、その前後1か月くらいは妻が在宅の状態で、一定割合の家事を私のほうで担当している感じでした。ともあれ、これまで、せいぜい丸1日程度が最長だった「家事任され(留守番)期間」に比べると大幅に長く、大変ではありましたが、何とかこなして、無事に妻(と新たに誕生した次女)の退院を迎えることができました。おかげさまで、母子ともに健康で、順調にふだんの生活に復帰してきています。ところで、こんな風に1週間という期間をにわかづくりの「主夫」として過ごしてみて、非常に貴重な経験ができたと実感したので、そのことについて書いておきたいと思います。まず、何より実感したことは、「1日とか休日だけ家の面倒をみる」ことと、「1週間の家事を全部こなす」ことは、質的にまったく異なることだ、ということでした。もともと、我が家の場合、家事のなかに娘の介助(生活だけでなく、学校や学童の準備や送り迎えなども)が含まれるため、家事の種類と量は(家族の人数に対して)かなり多いほうだと思います。しかも、1日程度じゃなく1週間の家事となると、量的に全然違ってくるだろう、ということで、事前に妻にマニュアル(やることリスト)を作ってもらって、この1週間の間に何をやらなければいけないかを整理はしておきました。その「マニュアル」がこちらになります。量的にもかなりのものになったので、実際にまだ妻が在宅の間に「リハーサル」を何度かやってみて、実際にやってみると分からない点や漏れている点を補完したりして、それなりに十分に準備をして臨んだつもりでした。でも、実際に経験してみると、そんな「量的」な違いだけではなく、これまでとはまったく異なる「質的」な違いが、1日の留守番と1週間の家事担当の間には存在するということに気がついたのです。それは、私にとって大変重要で意義のある経験でした。次回以降、そのことについてまとめていきたいと思います。(次回に続きます。)