新婚時代の苦労話は、生育歴で色々と書きましたが、実は敢えて書かなかった大きな出来事が一つあります。私のアスペルガーの悪い部分が出てしまってる出来事で(当時はまだ診断されてないけど)、あまり知られたくないな・・・と思ったので書かなかったんです。でも私にはこういう恐い部分もあるということを知ってもらうのもいいかも、と思い、書いてみることにしました。10年以上前の出来事ですが、今でもずっと心に引っかかっていて、それらを吐き出してしまいたいという気持ちもあります。私は結婚してすぐの頃から、夫の実家で暮らしていました。私達夫婦の部屋は、元々は夫がずっと使っていた部屋なので、夫の物がたくさん置いてあったのですが、その中には、あまり見たくないものがそのまま置かれていたりもしました。例えば、昔の彼女と思われる女性からの手紙とか。隠すわけでもなく、普通にそのへんにおいてあるので、見たくなくても目に入ってしまいました。夫に言うと「捨てるつもりだったけど忘れてた」と言いながら捨てていました。しかし残念ながら私の視覚記憶力は強く、記憶までは捨てることはできません。手紙に書いてあった内容が全て、しっかりと頭にインプットされてしまったのです。これが長い長い戦いの始まりでした。続く。