昨日、東京は両国で開催された「ふわりんクルージョン2014」のセッションに登壇させていただきました。
テーマは「発達障害を支える人材の質を高めるには」。
コーディネーター山口久美さん(SNOW DREAM)のもと、佐藤貴志さん(はるにれの里)、小林信篤さん(横浜やまびこの里)といった錚々たる専門家と(…わたしなんかが席を並べていいのだろうか?と思いながら)、親の立場から、カイの成長、親として心を痛めていること、支援の方針としてのTEACCHプログラム、英国自閉症協会のSPELLフレームワーク、国際開発援助の分野から学ぶ「援助者の傲慢さへの戒め」について、お話しさせていただきました。
このような大勢の前でお話しするのは、多分10年ぶりくらいでした。始まる前は緊張しましたが、話し始めたら、会場のみなさんによって「聴き取られていく」感じで、どんどん思いが言葉になっていきました。
特に、カイの話をするのは楽しく、心が晴れやかになる思いでした。
10年前とは、自信が全然違う。それは、カイのおかげです。私は変わった。
未熟なわたしの言葉に真剣に耳を傾けてくださったみなさん、ありがとうございました。心がシンクロして、話しながら泣きそうになるのをこらえる瞬間がありました。
戸枝さんはじめむそうスタッフのみなさん、貴重な機会をありがとうございました。また一緒に勉強会をさせてくださいね。
そして、山口さん、佐藤さん、小林さん、一堂に会した時、なんだか初めて一緒にセッションをする気がしない不思議な安心感がありました。これからも、このご縁を大切にしていきたいです!