[シリコンバレーでの私たちの暮らし] UPS(宅配便)の人を恐怖に陥れてしまった私。

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Nice!
めずらしく会社の休憩時間に一人ぼっちだったので、なんだか、音もしないし、寂しいなー。ちょっと頭を休めたいなーと思い、日本の番組の「ザ!世界仰天ニュース」をネットでみていた。私が知らない怖い事件のドラマ版で、怖いよーと思いながら、ノイズキャンセルヘッドフォンをしながら見ていた。
効果音がすごい核心部分で、
「あぁぁぁーーー。侵入者がきて、殺される!!」
と思うような凄ーーーく怖いシーンがやってきた。そのときに、突然UPS(宅配便)の人が会社に入ってきたのだけど、ノイズキャンセルのヘッドフォンのお陰で彼が入って来た音が瞬時にわからず…。あまりにタイミングがよすぎて、一瞬ドラマとの境が解らなくなっていて、けど、人の気配がするので、
「やっぱり!入ってきちゃったよー。」
と思って見たら、巨大な男の人が立っていた!!思わず、怖くて口を手で覆って悲鳴を殺してしまった。そのときの私は、恐ろしく驚いた顔をしていたようで、UPSのお兄ちゃんのほうが私より驚いて、すごく身体を小さくして、
「えっ..あの…ごめん。お隣の会社に小包を届けにきたんだけど..居なくて..君に預けていいかな??」
と言われた。
あっ…。そうだ、私、休憩時間でテレビ番組をみてるんだった。と思い直して、
「もちろんよ!」
と我に返って、笑顔で返したら、今度はUPSの男性のほうがその表情の豹変ぶりに驚いたみたいで、荷物をおいて、すごく慌てて帰って行った。ごめんね。UPSのお兄ちゃん。いやー休憩時間はこれからは、軽い音楽を流して本を読もう。(笑)休むはずだったのに、よけい疲れた。